とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

アルファロメオ159

2013-04-28 13:28:15 | クルマ
アルファ159(写真はwikipediaより)


 156を初めて運転したとき、ヤワなボディだけど思わず「イッてしまいそうになる」エンジンサウンド、また旋回時のヒラヒラ感に衝撃を受けたものの、結局は現在までドイツ車ばかり乗り続けてます。
 156の後、BMWに在籍していたカルプフェル氏(ドイツ人)が責任者となった159が出ました。早速試乗に行ったのですが、運転したのが159 2.2JTS(左ハン、MT)というものでした。試乗コースは市街地を若干ハイペースで走ったくらいで、カーブは1個か2個くらいのもの。時間は20分くらいでしたか。山道や高速は一切走りませんでした。156に比べて重く回るエンジン、がっちりしたボディ、重くなった車重。アルファのバッジをつけたドイツ車か、、、という感想をもって、自分の中で159は心の中から離れていったのです。
 今考えれば、どうして山道や高速を走らず市街地の短時間試乗だけで159を上記のような「レッテル張り」をしてしまったのだろう、と反省してます。
 沢村、森、両氏による有料メルマガで、沢村氏は159を以前から非常に評価していたのは知ってたつもりでした(156は「低次元」とけなしてますが)。推薦はあくまでもV6:4WDの3.2ではなく4気筒の2.2のほう。そして、エンジンの重たく回るフィールを感じさせないためにも、MTではなくセレスピードが吉、とも言われてました。
 今、159がどのように良いのか改めて読み返してみると、「FWDなのに、あたかも後輪にトルクが入っているかのように脱出でリアを沈める所作」との一文が目にとまりました。

 これだ!

 プジョーやルノーの一部モデルにあった(または「今もある」)、前輪駆動なのに「旋回ダンサー」のように後輪に荷重がかかるという、運転好きなら誰しもテンションが上がる、あの動き。VW AUDIグループのクルマでは絶対味わえないアレです。

 159を早々に見切ってしまった自分を呪うしかありませんな。
 159 2.2JTSセレのTIモデル、じっくり運転したいですが、個体がなにせないので一生ムリでしょう。中古車検索サイトで画像を見ながら妄想するしかなさそうです。

 アルファのグローバルサイトを見たところ、159のエンジンは1700ccガソリンターボ(ジュリエッタのクワドリフォリオヴェルデと一見同じようだけど、スペックが微妙に違う)と2000ccターボディーゼルの二種類。日本に入っていた2種類のエンジンは既に無いようです。

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