写真はwebCGから拝借
全長×全幅×全高=4930×1875×1465mm/ホイールベース=2910mm
車重=1850kg/駆動方式=FF(前輪駆動)
エンジンとトランスミッション=2リッター直4DOHC16バルブターボ/8速AT
(211ps/4300-6000rpm、35.7kgm/1500-4200rpm)+モーター(54ps、21.4kgm)/
燃費=13.8km/リッター(JC08モード)/価格=690万円
森慶太さんがこのクルマに関してまずまずの評価をしていたので、ちょっと期待して試乗させていただくことにしたのですが、結論から言うと、自分には合わなかったです。なので、書きっぷりがネガティブになってしまいますが、そこはご容赦ください。
(見た目)
今時のアウディだな、と客に思わせる顔立ちとすっきりしたスタイリング。高級感十分。上記の数値のとおり「デカイなぁ」です。
(室内空間)
これだけデカイのだから前後席とも狭く感じなくて当然です。運転席から見た眺めは「ともかく左右に広い」。ダッシュボードの眺めは、自分のティグアンとは違って、アウディらしい高品質で緻密な印象を与えるデザインと作りになってますが、個人的にはボタンが多すぎてめんどくさい感じ。ハンドルの位置、高さ、角度、メーターの見え方、前と左右の窓の見え方(大型高級セダンとして)、どれもシャクに障るようなことはないです。唯一気になったのは、アウディA4もそうなのですが、運転手の左足の置きどころに困ることです。右足が触れるブレーキとアクセルペダルの段差はそれほど感じず問題ないのですが、右足に合わせると左足を異常に伸ばさないとフットレストに届かない。これはかなり気になるところで、思いっきり運転する気が薄れてきました。
(運転してみて)
ゼロスタートからアクセルを踏むと、ちょっとの間だけモーターのみで動きだし、ほどなくエンジンもかかります。8段ATはなんの変速ショックも与えないまま粛々と速度を上げていきます。市街地でゆっくり走っていると、エンジンの音はほとんど聞こえず、結構頻繁にモーター走行に切り替わるのですがドライバーは気がつきません。公道の微妙なデコボコを通過すると、小型車とは違うゆったりとした動きで車体が上下します。少しアクセルをぐいっと踏み込むと、4気筒の「ブアーーーン」という振動と音が入ってきます。エンジンとモーターの組み合わせですから、重量級にもかかわらず結構な加速をしていきます。前述の大型セダンらしい鷹揚なボディの動きと、小型車らしい4気筒の安っぽい音と振動(言葉悪いですが)が私の心の中で噛み合わず、どうにも気持ちが萎えてきます。が、音と振動を除いてはとても良くできたパワートレインと足回りでしょう。
郊外で速度を上げると、なーんかおぼつかない「気がする」。なんか浮き足立っているような、、、カーブが迫ってハンドルを切ると、切り始めは割とぐいっと曲がるのですが、それ以上キツイコーナーはアンダー終始。電動パワステのフィールも薄味で、なんだか絵空事のような気分です。スタッドレスタイヤの影響もあったのでしょうか。これは現時点では何ともいえません。
(結論)
大型セダンにありがちな?「操っている感」が希薄なクルマ、というのが結論です。同じA6の4WDモデルはこんなだったかなぁ、とほとんど忘れかけた記憶をたどったモノの思い出せない、、、単に自分の感性にはまらないのがA6だったのでしょうか。ありとあらゆるところにコストがかかっているのが、よーくわかるA6。でも、運転している実感が超希薄。鈍重ともいえます。F10系BMW5は、あのでかさでも結構鮮やかな旋回性がしっかり印象に残ってますから、やはり好みが合わなかったのでしょう。アウディが作った高級大型ハイブリッドセダン、という印象だけが残りました。
全長×全幅×全高=4930×1875×1465mm/ホイールベース=2910mm
車重=1850kg/駆動方式=FF(前輪駆動)
エンジンとトランスミッション=2リッター直4DOHC16バルブターボ/8速AT
(211ps/4300-6000rpm、35.7kgm/1500-4200rpm)+モーター(54ps、21.4kgm)/
燃費=13.8km/リッター(JC08モード)/価格=690万円
森慶太さんがこのクルマに関してまずまずの評価をしていたので、ちょっと期待して試乗させていただくことにしたのですが、結論から言うと、自分には合わなかったです。なので、書きっぷりがネガティブになってしまいますが、そこはご容赦ください。
(見た目)
今時のアウディだな、と客に思わせる顔立ちとすっきりしたスタイリング。高級感十分。上記の数値のとおり「デカイなぁ」です。
(室内空間)
これだけデカイのだから前後席とも狭く感じなくて当然です。運転席から見た眺めは「ともかく左右に広い」。ダッシュボードの眺めは、自分のティグアンとは違って、アウディらしい高品質で緻密な印象を与えるデザインと作りになってますが、個人的にはボタンが多すぎてめんどくさい感じ。ハンドルの位置、高さ、角度、メーターの見え方、前と左右の窓の見え方(大型高級セダンとして)、どれもシャクに障るようなことはないです。唯一気になったのは、アウディA4もそうなのですが、運転手の左足の置きどころに困ることです。右足が触れるブレーキとアクセルペダルの段差はそれほど感じず問題ないのですが、右足に合わせると左足を異常に伸ばさないとフットレストに届かない。これはかなり気になるところで、思いっきり運転する気が薄れてきました。
(運転してみて)
ゼロスタートからアクセルを踏むと、ちょっとの間だけモーターのみで動きだし、ほどなくエンジンもかかります。8段ATはなんの変速ショックも与えないまま粛々と速度を上げていきます。市街地でゆっくり走っていると、エンジンの音はほとんど聞こえず、結構頻繁にモーター走行に切り替わるのですがドライバーは気がつきません。公道の微妙なデコボコを通過すると、小型車とは違うゆったりとした動きで車体が上下します。少しアクセルをぐいっと踏み込むと、4気筒の「ブアーーーン」という振動と音が入ってきます。エンジンとモーターの組み合わせですから、重量級にもかかわらず結構な加速をしていきます。前述の大型セダンらしい鷹揚なボディの動きと、小型車らしい4気筒の安っぽい音と振動(言葉悪いですが)が私の心の中で噛み合わず、どうにも気持ちが萎えてきます。が、音と振動を除いてはとても良くできたパワートレインと足回りでしょう。
郊外で速度を上げると、なーんかおぼつかない「気がする」。なんか浮き足立っているような、、、カーブが迫ってハンドルを切ると、切り始めは割とぐいっと曲がるのですが、それ以上キツイコーナーはアンダー終始。電動パワステのフィールも薄味で、なんだか絵空事のような気分です。スタッドレスタイヤの影響もあったのでしょうか。これは現時点では何ともいえません。
(結論)
大型セダンにありがちな?「操っている感」が希薄なクルマ、というのが結論です。同じA6の4WDモデルはこんなだったかなぁ、とほとんど忘れかけた記憶をたどったモノの思い出せない、、、単に自分の感性にはまらないのがA6だったのでしょうか。ありとあらゆるところにコストがかかっているのが、よーくわかるA6。でも、運転している実感が超希薄。鈍重ともいえます。F10系BMW5は、あのでかさでも結構鮮やかな旋回性がしっかり印象に残ってますから、やはり好みが合わなかったのでしょう。アウディが作った高級大型ハイブリッドセダン、という印象だけが残りました。