とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

スバルレヴォーグとS4に試乗した

2014-12-04 19:30:56 | クルマ
 今日は政治ネタをやる気分じゃないので、クルマネタでいきたいと思います。

 2ペダルのトランスミッションがCVTしかない(エクシーガはまだですが)スバルの全ラインナップ。私は以前からCVTが嫌いであることをここで何度か書いてきましたが、今回の試乗でもその印象は変わりませんでした。実際に試乗したのは以下の2種。いずれも流れの速い市街地のみでしか運転してませんので、コーナリングが云々の話はできません。
 スバルの営業マンの方に言いたいのですが、見た目やiSightだけじゃなく、メカの知識や年次改良の内容などをもっとしっかり勉強してくれと言いたいです。今回のインプレッサの年次改良の内容については誰でもネットでわかるというのに、「どこが変わったのですか?」とセールスに尋ねても「見た目だけ」と回答されましたから。「ハンドルのギヤ比とか(中略)が変わったとネットで見ましたが?」と聞くと「あぁ、それもあります」。今、スバルディーラーのセールスマンはマツダに完全負けてますね。最近のマツダのセールスマンはクルマオタクにも対応できるよう、相当詳しく勉強してます。この前デミオディーゼル見に行った時には、ばねレートの話までされましたからね。

~スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight~
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4690×1780×1485mm
ホイールベース:2650mm
車重:1540kg
駆動方式:4WD
エンジン:1.6リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:CVT
最高出力:170ps(125kW)/4800-5600rpm
最大トルク:25.5kgm(250Nm)/1800-4800rpm


~スバルWRX S4 2.0GT EyeSight~
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4595×1795×1475mm
ホイールベース:2650mm
車重:1540kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:CVT
最高出力:300ps(221kW)/5600rpm
最大トルク:40.8kgm(400Nm)/2000-4800rpm


(レヴォーグで気づいたところ)
・インプレッサやXVに比べると、明らかにボディ剛性と静粛性が高い。
・我が家のフィエスタのように足を投げ出す感じに比べ、膝下を下に落とす感じ。SUVほどはないけどいい感じ
・公道のあらゆる凸凹で車が少しだけ跳ねる感じがする。
・路面に張り付く感じはわかるのだけど、昔のBD/BG系のように接地感が濃い感じがしない(矛盾してますがそんな感じ)
・Aペダルを少しずつ踏み速度をすこーしずつ上げたい時、なかなか反応しない。で、もうちょっと、もうちょっと、もうちょっと、と踏み足していくと、あるところから突然タコメーターがズルんと上がって「ドン」と一気に加速してしまう。いやいや、そんな加速をしてほしくないんだけどなぁ、と少々イライラ。
・トルク感は大した感じないが、トルクの出方はまぁまぁ自然。ドッカンターボの名残はまだある。

(S4で気づいたところ)
・レボーグと違うところは、明らかにドッカンターボであること。速度管理を丁寧にしようと思うとイライラする。
・つまり、つねに全開もしくは市街地でチンタラ走るだけならCVTのネガは感じにくい。

 総じて、ターボがドッカン系で且つCVTの滑り(つまり車が加速を始めるまで一瞬の間がある)があるので、エンジンと変速機で合計2つのラグがあるということになり、正直気持ち悪いです。でも、気持ち悪くなる場面が年々少なくなるよう改良されている節はあります。

 で、私が車を買い替えるカネがあったとしても、スバルの車を買うことは100%ないということになりました。いまだにボディカラーがデザートカーキのXVが走っているとついつい見とれてしまいますが、

これです(^^)


 やはりCVTの範疇をでないことが確認できたのは残念ですが、もしスバルがDCTか効率の良いAT(マツダのスカイアクティブAT等)が搭載されたらいいのになぁ、と思いました。あとは接地感。路面をタイヤが掴んでいる感じをもう少しドライバーに伝えてくれると嬉しいです。


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