2日目。台湾と日本は時差1時間。「台湾時間の7:30に起きようね(日本時間の8:30)」と前夜に約束したはずなのに、日本時間の6:30に起きてTVの衛星放送でNHKニュースを見ている早起きの母。・・・眠いです、私。
朝食はホテルのビュッフェ。台湾はフルーツが甘くて美味しい。母はスイカが気に入ったようで朝からスイカをひたすら食べてました。
まずは十扮観光。線路を歩いて十扮瀑布へ向かいます。「瀑布」とは日本語で「滝」のこと。
線路を歩き山の小道を歩いていたら水の音が・・・。滝と一緒に虹が見えました。雨だったらコース変更だったので晴れてヨカッタ。・・・と思っていたら母が「やっぱり私達は晴れ女だわ」・・・はいはい。すかさず呉さんが「今日ノ天気ハKINGサンノオカゲデス。」・・・お気遣いありがとうございます。
帰り道で電車と遭遇。ホントに使っている線路だったんですねぇ。大きな橋も渡り、気分は映画「スタンド・バイ・ミー」。BGMは「ロリポップ」です。
そして九扮へ。今回のツアーで1番楽しみにしていた観光です。
よく言われているようにノスタルジックな雰囲気が漂うレトロな街。中央に大きな階段の坂道が通り、そのわき道を入っていくと出店が連なっていて可愛らしく楽しい街です。
九扮の夏は暑くて大変、とのこと。
雨が降ったら雨を避ける場所もなくお店も開いてないので淋しいそうです。
呉さんがガイドで九扮を訪れる時の晴れの確立は50%とか。「今日ノ天気ハKINGサンノオカゲデス」・・・・いやいや、気を遣っていただいてスイマセン。
九扮観光後、免税店で母は自分用にブレスレットを購入しご満悦。(商談はもちろん私)。その後、呉さんと別れホテル近くの駅から地下鉄に乗って台北中央駅まで出てみることにしました。乗車時間は10分弱だけど異国で地下鉄に乗るなんて(しかも母と二人で!)私にしたら大冒険。かなりドキドキだったけど日本の地下鉄よりもわかりやすく、券売機も単純な作りなので難なく乗車することができました。・・・が、この時大きなミスを犯していた事を私はまだ知らない・・・。
台湾中央駅は非常に大きな駅です。駅前には新光三越がそびえ立ち、とっても賑やか。駅近辺を散策し、軽く食事を済ませ、さてホテルに帰るかと駅に行った時に私は自分のミスに気づきました。
乗車駅、覚えてねぇ・・・
母が覚えているわけもなく(最初から、そんな概念はないだろうから期待してはいけない)必死に脳みそをしぼりまくりました。タクシーでホテルまで行っちゃえばどうってことないのだけど(もちろん母はホテル名も知らないけど)、なぜかその時の私は乗車駅を思い出し地下鉄で帰るということに全身全霊をかけていたのです。確か漢字4文字だった・・・ということを頼りになんとか無事ホテル近くの駅に着いたときは、久しく味わってなかった達成感というものに酔いしれておりました。
あとは日本に帰るだけ。ってことで2日目も終了!!