ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

エリザベート 2019

2019-08-22 23:24:10 | 舞台観賞の日
大好きなミュージカル演目「エリザベート」を帝国劇場で鑑賞。
本日のシシィは花總まりさん、トートは井上芳雄さん、嗚呼麗しい

ミュージカル界のプリンス歴20年の芳雄さんですが、
エリザベートに出演してる芳雄さんこそ、「THE プリンス」ですね。
私の中で、ベスト・オブ・ルドルフは井上芳雄以外ありえなくて、
でもそれ以上に芳雄トートは素敵すぎる。
芳雄トートと花總シシィは演技がどうとか歌がどうとかではなく、
お二人がそこに立つだけで、ミュージカル「エリザベート」の世界が完成してしまうのです。

場から浮いてしまうほどの芳雄さんの抜群の歌唱力と声量は、他のキャストと次元が違う。
それこそ1人だけ違う世界にいるようで、それが闇の帝王トートにぴったりハマります。
そんな異なる世界の帝王と対等に渡り合えるのは花總シシィだけでしょう。

今回は「私だけに」よりも「最後のダンス」よりも「闇が広がる」よりも
「私が踊る時」が一番シビれました。
「私が踊る時」はキャストによっては退屈な感じになったり、歌詞が聞こえづらかったり、
感情が伝わってこなかったり・・・と結構当たり外れが出るナンバーだと思ってます。
舞台も暗く、セットも地味だからでしょうか・・・このパート、キャスト2人の力量にかかってます。
しかし、しかし、芳雄トートと花總シシィはしっかりと二人の見せ場にしちゃってました。
「エリザベート」に選ばれし二人だから成せること

そして再演の度にエリザベートを見てしまうのは「衣装」「舞台装置」「美術」がグレードアップしていき
更に感情移入しやすくてわかりやすい演出に進化しているからです。
「再演」って、作品によっては初演と変わらないものもあって、それはそれでいいのだけど
エリザベートの再演は変化が受け入れやすく楽しめるものになっているんですよね。

今回も幸せな時間をありがとうございました



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