熊川哲也さん率いるKバレエカンパニーの新作『カルメン』を観賞してきました。劇場は久しぶりのオーチャードホールです。
バレエによる『カルメン』上演は世界初。私が過去に観賞したカルメンはスペインのフラメンコをメインにした作品でした。ビゼーのカルメン楽曲は世界的に有名で、フィギュアスケートでもよく使われています。個人的にはカタリーナ・ビット選手がフリーで踊ったカルメンの印象が強く、ビット選手の美しさと華やかさは今でも鮮明に覚えています。
さて、Kバレエのカルメン。ストーリー性を重視する演出・振付のKバレエには合っている作品だと思います。衣装も素敵で、特に闘牛士のエスカミーリョのキラキラ衣装はライトが当たっていない場所でも「エスカミーリョ見っけ」ってな感じで彼の姿はすぐに探せました。
振付は哲ちゃんが言ってたように、これまたエスカミーリョが1番カッコ良くて目立ってました。でも、かなり難易度は高いんじゃないかなぁ。
今回のカルメンは熊川哲也の演出・振付を堪能できる作品だけど、哲ちゃんが踊る作品として観賞すると物足りなさを感じてしまう。哲ちゃん演じたドン・ホセは元々は真面目な地味な男だったけど、ある女のせいでダメダメ男になって堕ちていくという男なので、踊りや衣装に華やかさがちょいと足りない。哲ちゃんのダメ男っぷりが伝わって来ないということではなくて、どうしても熊川哲也には華やかさを求めてしまうのでね
再演時はエスカミーリョの哲ちゃんが見たいです。
Kバレエカンパニーも15周年。JOSEPHの洋服を着た哲ちゃんの大きなパネルを見て、「哲ちゃんも歳をとったなぁ・・・」と感慨にふけってしまった。・・・まぁ、同じ年月だけ私も歳をとってるんだけど
まさか、哲ちゃんネタでご登場いただけるとは[E:sign02]
とっても嬉しいです[E:heart04]
哲ちゃんは芸術監督としても素晴らしい才能を持っている人だけれど
バレエダンサー熊川哲也の才能をまだまだ堪能させていただきたい[E:shine]
そろそろ、舞台の真治さんに会えますね[E:lovely]
楽しみだぁ[E:heart02]
カルメン、私も日曜日に行ってきます。
今年は春のバイヤディール、夏のロミオとジュリエットに続いて三回目の熊川さん[E:wink]とても楽しみですが、最近は芸術監督に身が入ってダンサー熊川哲也を堪能出来ないのが少し寂しいですね[E:weep]
武田君も名バイプレーヤーになるのはまだ早すぎると思うので…しばらくは主役で美しいビジュアルと演技を楽しませて欲しいな[E:#xE328]
って最後はまた武田君の話になりました。