今年最初の演劇鑑賞はシアターオーブで劇団新感線の「ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ~」。
五右衛門シリーズは全作品劇場観賞済だけど、どうやら今作品で完結・・・・なの??前作以上の豪華キャスト、1幕・2幕共に100分の全3時間20分というレ・ミゼラブルもビックリの超大作。おまけに、チケットを取るのがホントに大変だった。ってことで、どんだけ笑わせてくれるのかしら??って期待度MAX
で劇場入り
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出演者が豪華ということは、1人1人の見せ場も多くなるわけで・・・ソロ曲も増えるわけで・・・「ちょっと長いんじゃない??」と思わなかったわけではないけど、新感線らしさが溢れまくってる五右衛門シリーズはやっぱり楽しい
その中でも、浦井健治さんのシャルル王子と三浦春馬クンの明智心九郎が最高でした。健ちゃん演じるシャルル王子は前作よりもハデ度もおバカっぷりもグレードアップしてました。あの新感線の面々の中で、朗々と正統派ミュージカル的歌唱力を披露する健ちゃん・・・可笑し過ぎる。そして、帝劇お馴染み某ミュージカルのあのナンバーらしき曲を聞いた時には本気で吹きだしてしまいました
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そしてそして、今回のお目当て三浦春馬クン・・・ひゃ~美しかぁ・・
。昨年の地球ゴージャス観賞で歌も踊りも上手なことは知ってたし、リクルートのタウンワークのCMでも春馬クンの美声にウットリしてたけど、歌も踊りも剣さばきもキレまくりのキレキレ王子明智心九郎はとっても素敵でした
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「明智」と聞くと明智小五郎か明智光秀を頭に思い浮かべる人が多いと思うけど、春馬クン演じる心九郎はまさにそれ!!1幕では京都所司代盗賊目付探偵方として謎解きに挑む心九郎。前髪を揺らしながら、ちょっと軽くて明るいお坊ちゃん。2幕では父親の仇を討つために弱さを隠して前に進む心九郎。1幕と2幕でキャラがガラリと変わる心九郎で、演じる春馬クンの声色も1幕と2幕で全く違います。ルックスだけでなく、歌声も殺陣も美しい上に笑いも取れる演技が出来るなんて、若いのにスゴい役者さんだわぁ。
今後も新感線作品でぜひ見たい。そして、正統派ミュージカル作品にも出演して欲しい・・・と、期待が膨らんじゃいますね。
もちろん、新感線の面々も相変わらず魅せてくれました。ドロンジョ的な悪の女ボスの聖子さんは「お約束」を見せてくれるし、じゅんさんは登場するだけで大爆笑。名乗って見えを切った瞬間だけは世界で1番カッコイイ男の古田さん(笑)。・・・五右衛門の頭はどんどんスゴいことになってるけど
今年最初の観劇作品が新感線でヨカッタ。今年もたくさんの素敵な作品が見れますように