ni-tomoの日記

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『トキメキ☆成均館スキャンダル』

2011-08-20 22:37:02 | TVの日

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韓流ドラマの王道とも言える展開が「これでもかっ」と出てくるのに、時代劇というだけでこんなに新鮮に感じるとは

「トキメキ☆成均館スキャンダル」というドラマタイトルだけでは、もっと軽いノリのドラマかと思ってたけど、全20話しっかり楽しめました。

貧しい境遇ながら幼い頃から勉強に励み、女でありながら男だらけの成均館に男として入学する主人公ユニ。頭脳明晰、容姿端麗、清廉潔癖、性格難有りの御曹司ソンジュン。ユニの正体が女であることを知りながら、自分のユニへの想いを隠しながら不器用に見守るコロ。退屈が嫌いで女が大好きなヨリム。この「花の四人衆」がそれぞれの生い立ちや身分を超えて友情を育み様々な問題に向かっていくストーリーです。

女の子が男装してバレないように男性の中で生活していくという話は日本も韓国も最近多いよねぇ。そこに身分違いの恋や、自分の家族の死に好きな人の家族が関わっていたりと韓流テイスト満載のこのドラマ。お約束の展開なのに、18世紀朝鮮王朝の時代設定の中、韓服で繰り広げられちゃうとハマっちゃいますねぇ。

ドラマを見始めた当初は御曹司ソンジュンがお気に入りでした。何でも出来る、何でも持ってるソンジュンが自分より社会的身分が低いユニに魅かれていく姿がとても良い。男のユニに魅かれる自分は男色では?と悩んでみたり、自分が想いを寄せることでユニに迷惑がかかると考え自ら身を引こうとしたり、とにかく真面目一直線。ユニが女とわかってからは束縛しまくる面倒な男で、演じてるのがユチョンじゃなかったら許せない(笑)

後半のお気に入りはヨリム。自分のために父親が「身分を買った」というコンプレックスを持ち、その生い立ちが周りにバレないように着飾って自由奔放に振舞いながらも、本当の自分を理解してくれる人間を待っているという屈折したキャラクター。挨拶代わりにウィンクしたり、くるくる回りながら登場したかと思えば、心を許せる友の前では子供のように涙を流しちゃう愛すべき人物でした。ヨリムの存在があってこその「成均館スキャンダル」です。ヨリムがいなかったら、面倒なことは起きなかっただろうしね(笑)。

完全版がTSUTAYA限定でレンタルリリースされてるんだよねぇ・・・。気になりますなぁ


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