いつも、 “ もうろうドランカー ” のヒゲ。
同じ飲み助の中川元大臣の急死は、ドッキリ 。
その時、 ( 昭一どんの ) カァちゃんは、助けられなかったのか?
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「 オイ、ヌシャ、片山! 一杯飲むか? 」 いつもの Oギ先輩です。
「 俺らーァ、この間、死にかぶったぞぉー。
おるがえは、一階にカカァが寝て、俺は二階で寝っとバッテンたい。
そるが、急に具合の悪なって、這って、やっとの事でカカァを起こし、
済々校ん後輩の医者どんに行って、助かったばい。 」
ヒゲ 「 離れて寝ると怖かですね。
ウチは、ベッドの横にカァちゃんがおるけん、万が一の時でん、
起こさるっけん、安心です。
声が出んときゃ、物でも投げりゃ良かですもんね。
病気してから、別々におると、恐ろしかですタイ。 」
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Oギ先輩 「 そっが、カカァの奴が、一緒の部屋に寝っとば、嫌がっとたい!?
おるがイビキの太かち言うて (笑)
おっどみゃ (俺達はの意)、カカァのおらんとドギャンもコギャンもならんばい!! 」
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ヒゲ 「 先輩の所は、上と下なら、何かホット・ラインば置いとかにゃァ ・・・
コール・ブザーがなかと、恐ろしかですよ。
私は、ホット・ラインで助かったごたるもんです。 」
突然、腰に激痛が走りました。
ヒゲは、本能的(?)に、トイレに駆け込んだ。 しかし、何も出ません。
しかも、今度は、トイレから立って出られません。
四つんばいになって、やっとベッドに着きます。
暫く、じっとしていると、何と “ 冷たい汗 ” が背に流れ始めます。
「 ヤバイ ・・・
」 ヒゲは、ボウ然となりました。
取り敢えず、カァちゃんに連絡取らなくっちゃ!?
そうだ
G・練習場に一緒に行った義弟が “ 携帯電話 ” を持っていたな!
やっと、ナンバーを探し出してコール 。
「 もしもし、ハ・ラ・ダさんですか? あけみちゃんは? カァちゃんを御願いします。 」
( 息絶え絶えの声にも、おふざけモードのテンションで )
「 ハァ~イ! あたしよ~! あーたは、自分のカァちゃんの声も解らんとね (笑・笑) 」
ヒゲ 「 ??・・・?? ぎ づ か ・・・。 すぐ、帰って ・・・ 」
( 異変に気付いたカァちゃん )「 ・・・ ウン、解った! すぐ帰る。」
カァちゃんと義弟は、食べかけのラーメンの箸を投げ出し、店を飛び出しました。
ヒゲは、うつぶせのまま、じっとして待ってました。
おそらく、携帯のホット・ラインで連絡を取ったまま、階段を降りる等のバタバタ無理を
しなかった事も、助かった訳のひとつでしょう。
やがて、カァちゃんが帰って来ました。
真っ青の顔のヒゲを見て、 「 ドギャンしたつね?? 」
そして、救急車の手配を。
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こうして、 『 南海のヒゲ熊 』 は、最初の虎口を脱したので御座いました。
同じ飲み助の中川元大臣の急死は、ドッキリ 。
その時、 ( 昭一どんの ) カァちゃんは、助けられなかったのか?
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「 オイ、ヌシャ、片山! 一杯飲むか? 」 いつもの Oギ先輩です。
「 俺らーァ、この間、死にかぶったぞぉー。
おるがえは、一階にカカァが寝て、俺は二階で寝っとバッテンたい。
そるが、急に具合の悪なって、這って、やっとの事でカカァを起こし、
済々校ん後輩の医者どんに行って、助かったばい。 」
ヒゲ 「 離れて寝ると怖かですね。
ウチは、ベッドの横にカァちゃんがおるけん、万が一の時でん、
起こさるっけん、安心です。
声が出んときゃ、物でも投げりゃ良かですもんね。
病気してから、別々におると、恐ろしかですタイ。 」
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Oギ先輩 「 そっが、カカァの奴が、一緒の部屋に寝っとば、嫌がっとたい!?
おるがイビキの太かち言うて (笑)
おっどみゃ (俺達はの意)、カカァのおらんとドギャンもコギャンもならんばい!! 」
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ヒゲ 「 先輩の所は、上と下なら、何かホット・ラインば置いとかにゃァ ・・・
コール・ブザーがなかと、恐ろしかですよ。
私は、ホット・ラインで助かったごたるもんです。 」
突然、腰に激痛が走りました。
ヒゲは、本能的(?)に、トイレに駆け込んだ。 しかし、何も出ません。
しかも、今度は、トイレから立って出られません。
四つんばいになって、やっとベッドに着きます。
暫く、じっとしていると、何と “ 冷たい汗 ” が背に流れ始めます。
「 ヤバイ ・・・
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取り敢えず、カァちゃんに連絡取らなくっちゃ!?
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やっと、ナンバーを探し出してコール 。
「 もしもし、ハ・ラ・ダさんですか? あけみちゃんは? カァちゃんを御願いします。 」
( 息絶え絶えの声にも、おふざけモードのテンションで )
「 ハァ~イ! あたしよ~! あーたは、自分のカァちゃんの声も解らんとね (笑・笑) 」
ヒゲ 「 ??・・・?? ぎ づ か ・・・。 すぐ、帰って ・・・ 」
( 異変に気付いたカァちゃん )「 ・・・ ウン、解った! すぐ帰る。」
カァちゃんと義弟は、食べかけのラーメンの箸を投げ出し、店を飛び出しました。
ヒゲは、うつぶせのまま、じっとして待ってました。
おそらく、携帯のホット・ラインで連絡を取ったまま、階段を降りる等のバタバタ無理を
しなかった事も、助かった訳のひとつでしょう。
やがて、カァちゃんが帰って来ました。
真っ青の顔のヒゲを見て、 「 ドギャンしたつね?? 」
そして、救急車の手配を。
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こうして、 『 南海のヒゲ熊 』 は、最初の虎口を脱したので御座いました。