田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

タバコの弊害 ②

2010-10-04 17:16:25 | 田園ものがたり
キャバさんやクラブの女性が同伴の時も、少し厄介です。
先ずは、 「 すみませーん 」 と、丁寧におシボリを御注文なされます。

                               
5分後に又、 「 すみませーん」 とおシボリを。
そして10分後に、灰皿を取り替えろと。
                           
見ると、タバコ1本の吸殻が入っております。
仕様がありませんから、新品を出します。 すると、3分後に又、灰皿の注文。
次々に、おシボリ&灰皿を5回要求。
いやはや、気の利くホステスさんのお陰で、在庫の灰皿が足りなくなります。
急いで、洗わなくっちゃ! (笑)
ウチは、高級クラブではありませんゾー。
                          
  こういう風なタバコケースが置いてある飲食店が多くありました。
            お客さん用に買い置きしてあるんです。
            昭和の頃は、もう少し小型の物で充分事足りました。
それが、平成になると、ガラリと変わります。
次々と、タバコの銘柄が無闇に増えて、店は大困り!
全て揃える事なんて、出来ません。

田園の店は、夕方の時間帯を満席にする事を必須条件に考えておりました。
設計・メニューの値付け・従業員の人数も、それに対応する様に決めました。
勿論、無駄のないように。

そして、夕方の一番忙しい時でございます。
「 オイ、ねえちゃん、タバコ! こっタイ! 」 と、タバコの箱を見せます。
何やら、見覚えのない銘柄のようです。
従業員は、店のルール通りに、用意してあるセットを見せ、「 これだけしかありません。」 と。
「 何ーイ、俺が要っとは、○○タイ! 」
あるもので辛抱する様な、心優しいお客様は極々わずかでございました。
「 はよー、タバコ屋から買うて来い (怒)」
ヒゲ達は、呆然とします。
店外に10分間も掛けて、タバコを買いに行く余裕なんてありません。
ギリギリの人手で、スタッフ全員が走り回って、お客さんのサービスに努めているのです。

女の子が息を切らせて、やっと注文のタバコを渡した時でした。
「 なんや、こら!? 俺のは○○の○ミリ。 これは3ミリたい。 」
全く同じデザインにしか見えないのですが ・・・ ?
同じ銘柄でも、何やら、ヤニの含有量とかが違うそうです!
「 はよー、変えてケー! (早く、取り替えてこんか!) 」 
もう耐えられず、 「 ギャー! 」 と青ざめたのでございました。
こんなお客は、状況把握が出来ず、わからずやで、威張りたがるだけです。
「 俺様は、こんなにこだわっているんだゾー! だから女にモテるのだ!! 」 





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