さまよえるデンエン人

先日のＮＨＫ・ＢＩＺの　『　シニア限定居酒屋　』　～～
　　　　　　
高齢（笑）の方々が集う、和風居酒屋を取材して有りました。
「　そうなんだなァー　」　と、思い当たる節も、あちこちに　・・・　。

この間（９/２１）のＴ先生や、他の田園のお客様との話を聞くと、身につまされます。
今、世の中、呆れるほどの飲食店はあるのに、案外に行ける店がないんだなァーと。

特に、１人か２人で、日本酒でもちょっと飲もうかとなったら、もうお手上げです。
「　ねェちゃん、１本カンつけて！　」　なんぞと、今風おシャレな居酒屋で頼んだら、
大変な事に。
　　　　　　　　「　な～に？　この田舎親父！　」　　「　カン？？　」　
燗付け道具なんか、ハナから用意してないでしょうしね。
下手すると、やたらと待たされた挙句に、　“　チーン　”　したお銚子を　「　あチッチー　」　と
摘まんで持たされます。　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
肴やコスト・パフォーマンスも大事です。
　　　　　　　　　　　　　　　肴は　　炙ったイカでいい～～　
酒飲みは、気難しいのです。
肴の量も、ドカッとあってもいけないし、珍味だけでは淋しいと。
そのバランスを巧く取ってやらなくっちゃ！
まぁ、酒呑みの琴線を、上手く弾いてやることこそ肝心ですなぁ！

後は、御支払いの金額も大事なところ。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　酒呑みは、安けりゃ良いという訳じゃない。
酔っパライも、いっぱしのプライドがあるのだ！
高過ぎるのは、先ず全然ダメだが、安過ぎてもいけない。
いつ行っても、これ位の値頃感で飲める店って、案外少なくなったんですね。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝＝　この写真は、ネット上で紹介してあった　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『　銀座熊本館の日本酒バー　』　です　＝＝
それに、サービス加減。
酒呑みは、ベタベタされる必要はないけど、　　　　　　　　　　
せめて入店時の　「　いらっしゃいませ　」　の笑顔は欲しい。
最近は、中国人風サービスの店かと間違えるような、無愛想でサイレントな店に出くわす。（悲）

燗酒をしんみりと味わいたくなる季節ですね　・・・　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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