TVで “ 新相棒 ” 始まる。
その中で、右京の部屋を、ピーピング・トムする役の小柄な髭デカがいる。
その役者が、ケンミンショーで登場するのが “ アーバン・バー ” のマスター役。
ほら、会話を聞いてて、 「 アンタは、○○県民だね! 」 とズバリ当てるやつ。
《 彼の名は、志水正義 (玉名出身の俳優) 》
その彼が、田園のカウンターにやって来ましたとさ。 (ヒゲの創作シチュエーション)
ひとしきり、調理場の料理を食べた後、ヒゲに向かって言った。
「 何か、アンタの作った料理を一品頂きたい。 」 と。
やがて、ヒゲは “ 白魚の吸物 ” を仕上げて差し出しました。
蓋を取った、くだんのマスター 「 アンタ、京都もんやね!? 」 と。
70年代、京都の平安閣 ・・・
“ 白魚 ” パックを冷蔵庫に入れようとした時でした。
M本先輩 「 お前、なにしとるんや? 水洗いせな! 」
ヒゲ 「 ハイ、ちゃんとタテ塩 (海水) で洗いました。 」
M本 「 お前な、そんな落語みたいな事ゆうて。 (笑)
ちゃんと、頭取って、腹出ししたんか? 」
ヒゲ 「 え、えェーツ? この小さいの、頭取り・腹出し、ホンマにするんですか? 」
M本 「 当たり前や、そやから、水洗い言うたやろー 」
水洗いとは、この業界では、魚の水洗いの事ですが ・・・
魚を水でジャブジャブ洗う事ではなく、ウロコ取り・エラ抜き・腹ワタ出しの作業を言います。
昔、熊本で本当にあった話ですが、ある板場に 「 その魚、水洗いしといて 」 と
ヒゲが頼んだ所、水道水で表面を濡らして持って来た事が ・・・・ (悲惨)
しようがありません。 ヒゲは、その仕事に取り掛かります。
クサリながらするその作業は、なかなかはかどりませんでした。
ある日の事、いつもより多目の “ 白魚 ” が入ったので、M先輩も手伝ってくれます。
なんと、その手には “ 出刃包丁 ” が ・・・ 。
ヒゲ ( まぁーた、魚の水洗いだからと、出刃包丁なんて? こんな指にもかからん魚は、
ぺティナイフに決まっとるヤン? )
所がどっこい、M先輩の早い事! ヒゲは呆然としました。
早速、ヒゲも出刃を使って作業を ・・・
白魚の首の所に、出刃を入れるのですが、出刃の “ 重み ” を利用して、
上からトンと落とすと、首はハズれます。
そして、左手で白魚を引くと、頭と共に腹ワタも除かれます。
出刃は、先の方だけがまな板上だから、手前にはすき間があって、腹ワタまでは
カットされないからです。
つまり、骨は切っても、ワタは切れてないという技!
ヒゲ 「 M本さん、何でこんな面倒な作業をするんですかね?
熊本では、姿のまま使いますよ。 (笑) 」
M本 「 ほな、この白魚の頭、食べてみィ? 」 「 あ、苦いですね!! 」
「 そや、白魚は頭の菱形◇の所が苦いから外す。
オクラは、種がシブいから取り除くんや! 」 「 なる程ですね ・・・ 」
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その中で、右京の部屋を、ピーピング・トムする役の小柄な髭デカがいる。
その役者が、ケンミンショーで登場するのが “ アーバン・バー ” のマスター役。
ほら、会話を聞いてて、 「 アンタは、○○県民だね! 」 とズバリ当てるやつ。
《 彼の名は、志水正義 (玉名出身の俳優) 》
その彼が、田園のカウンターにやって来ましたとさ。 (ヒゲの創作シチュエーション)
ひとしきり、調理場の料理を食べた後、ヒゲに向かって言った。
「 何か、アンタの作った料理を一品頂きたい。 」 と。
やがて、ヒゲは “ 白魚の吸物 ” を仕上げて差し出しました。
蓋を取った、くだんのマスター 「 アンタ、京都もんやね!? 」 と。
70年代、京都の平安閣 ・・・
“ 白魚 ” パックを冷蔵庫に入れようとした時でした。
M本先輩 「 お前、なにしとるんや? 水洗いせな! 」
ヒゲ 「 ハイ、ちゃんとタテ塩 (海水) で洗いました。 」
M本 「 お前な、そんな落語みたいな事ゆうて。 (笑)
ちゃんと、頭取って、腹出ししたんか? 」
ヒゲ 「 え、えェーツ? この小さいの、頭取り・腹出し、ホンマにするんですか? 」
M本 「 当たり前や、そやから、水洗い言うたやろー 」
水洗いとは、この業界では、魚の水洗いの事ですが ・・・
魚を水でジャブジャブ洗う事ではなく、ウロコ取り・エラ抜き・腹ワタ出しの作業を言います。
昔、熊本で本当にあった話ですが、ある板場に 「 その魚、水洗いしといて 」 と
ヒゲが頼んだ所、水道水で表面を濡らして持って来た事が ・・・・ (悲惨)
しようがありません。 ヒゲは、その仕事に取り掛かります。
クサリながらするその作業は、なかなかはかどりませんでした。
ある日の事、いつもより多目の “ 白魚 ” が入ったので、M先輩も手伝ってくれます。
なんと、その手には “ 出刃包丁 ” が ・・・ 。
ヒゲ ( まぁーた、魚の水洗いだからと、出刃包丁なんて? こんな指にもかからん魚は、
ぺティナイフに決まっとるヤン? )
所がどっこい、M先輩の早い事! ヒゲは呆然としました。
早速、ヒゲも出刃を使って作業を ・・・
白魚の首の所に、出刃を入れるのですが、出刃の “ 重み ” を利用して、
上からトンと落とすと、首はハズれます。
そして、左手で白魚を引くと、頭と共に腹ワタも除かれます。
出刃は、先の方だけがまな板上だから、手前にはすき間があって、腹ワタまでは
カットされないからです。
つまり、骨は切っても、ワタは切れてないという技!
ヒゲ 「 M本さん、何でこんな面倒な作業をするんですかね?
熊本では、姿のまま使いますよ。 (笑) 」
M本 「 ほな、この白魚の頭、食べてみィ? 」 「 あ、苦いですね!! 」
「 そや、白魚は頭の菱形◇の所が苦いから外す。
オクラは、種がシブいから取り除くんや! 」 「 なる程ですね ・・・ 」
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