田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

食の壷 ~ 地魚

2010-10-06 20:32:05 | よもやま話・料理編
9/27 (月)  歯医者の帰りの買い物で行った黒潮市場 ~~
「 カァちゃん! 珍しかつのあるバイ。 今日は、これば肴にしよう。 」 と言って
“ マンビキ ” と “ ヒラ ” の刺し身パックをゲット。

     大きい魚なのに、写真は小さい (笑)

ヒラ刺しを食べながら、カァちゃんが文句を。 「 なんか小骨の当たるね? 」
魚屋がヒラを切る時、ハス(斜め)にする上に、なまじ包丁まで “ 傾け ” て切る
ものだから、小骨が大きく残るのだ。
それは、まるで、骨にそって切る様なもの。
                        《 これは、上手に切ってあるやつ 》
     

熊本では、ヒラとマンビキ刺し身は、余り人気のある地魚ではありません。
折角良い鮮度で入るのに、 “ 水っぽい ” という理由で不人気。

マンビキに至っては、ネーミング (万引?) が悪いからという熊本県民。
まるで “ 盗泉の水は飲まず ” の孔子様のコダワリを見る様です。 (笑)
それは兎も角、水っぽいのが気になるなら、昆布締めとまで言わずも、
昆布で挟むと身が締まって、随分違うもんです。


「 マスター、今日はペタペタは有るね? 」
     ヒゲ 「 ハイ、有りますよ! (笑) 」
「 ほんなら、それば入れて、いつものコース料理を。 」
若い女性が大好きな○○社長さんです。 

ペタペタとは、ヒゲが開発(?)した、ヒラの料理法なのです。
鮮度の良いヒラを、小口から薄く切ります。
決して、ハスに切らない様! (大笑)
そして、薄口の生醤油を掛けるのですが ・・・ その加減に注意!
掛けて混ぜたら、ギリギリ食べられる程度に。
その後、少し濃口醤油を加えましょう。
献立名は 『 ヒラの醤油漬け 』 ですが、実質は醤油和えです。

そのまま一晩、冷蔵庫に寝かせます。
すると、あら不思議、身を一切れほうばれば、上アゴにペタペタとくっつく食感!?
そのまま出してもOKですが ・・・ 胡麻と小葱を振り掛けるのが一番簡単。
安く手に入った芽シソや紅タデを絡ませても良い。

        

シャレた仕事は、アユで使うタデの葉で和えた物。 工夫で色々出来るのです。

      





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