田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

クマモト・オイスター

2012-03-07 20:08:18 | よもやま話・料理編
今年も、牡蠣のシーズンがやって来た。
ここで云うカキとは、地元・熊本の名物、クマモト・オイスターの事です。
いつものように、桜木の魚勢(ウオセイ)水産に頼んで用意した。

3/6 (火曜日) さあ今日は、オイスター・パーティー(?)の日です。
あのアメリカ人をして、欲しがるクマモトオイスターとは ・・・
戦後、自国のカキが全滅した米国。
再生用に目を付けたのが、日本国・熊本の牡蠣でした。
その種で、米国ではオイスターが復活し、今もチョー人気種。
この時、熊本からの種と云う事で、名前が “ クマモトオイスター ” と残ったのだ。
一方、熊本では、この牡蠣は全滅してしまった。
そこで、今度は、アメリカ種を逆輸入して、やっと養殖に成功した訳です。
           ( 3/7 熊日新聞に掲載あり )

    
             《 小振りな牡蠣です。 》

「 しまった! 国産レモンの準備を忘れた。しかも、カキ用の日本酒も用意して無い。 」
カァちゃんは、めげずに牡蠣割りの準備に入った。
しっかり口を閉ざしているので、案外ナイフ入れも大変だ。
「 牡蠣割りに、こんな大変な思いするのは初めて! 」 とグチッている。


      

さて、今年の出来はどうかな?
カアちゃんが、首を傾げた。
「 うーん、去年の物と比べると、あっさりしているかな? 」
悪くはないが、濃厚なミルクとまではいかないようだ。
出荷が少し早かったのか?

田園の店をやっていたら、この親指大を二個で、多分1200円で
提供しなくちゃいけないでしょう。
この値段、キャビア並の高級珍味じゃあなくってえ~?
新幹線で県外の客が熊本を訪れる機会も多くなった。
名物は何だ? と問われて提供する。
上馬刺し2500円、熊本オイスター1200円で、これだけで3700円になる。
これだけで、お腹が満足する筈もない。
もてなしとしては、如何なものか ・・・

  《 今日の肴のひとつ 》   
デパートで開催された東北展で買い求めていた、山形の青豆 (乾燥)。
水に一晩浸しておき、塩を足して20分位茹でた物。
枝豆よりも美味しいです。

     
牡蠣を運ぶ時に、一緒に注文した刺し身。 
トンが品定め中です。 「 どれが美味そうかなぁ?? 」
刺し身桶の右端にある “ ハサミ ” は、トン様用なんです。
骨もない刺し身なんですが、トンにはカットしてやらねばならないなんて、
笑ってやって下さい。 猫なんですよ! (笑)
子猫の時のカァちゃんの甘やかしから、こうなってしまいました。
勿論、骨付きはムシってあげます。

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