田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

買い物難民

2015-07-10 04:35:06 | 2人3脚チンタラ道中
今、ヒゲ夫婦は買い物難民です。
まるで、阿蘇の山中で暮らしている老夫婦並み。
熊本市街のど真ん中に居て、このザマです。
カタログで選ぶ宅配便が便りなんて、さみしいものです。
深夜の12時までに注文すると翌日の午前中には届く便利なもので、品数もそれなりにあって、
質もなかなかのものがあるのが、救われるところでしょうか?

一昔前、熊本市の中心部には、食料品の買い物が出来る処が豊富に在りました。
しかし、寿屋が失くなり、ダイエーも消えてしまいました。
なぜか県民百貨店も閉鎖にされて、今や鶴屋デパートのひとり勝ちの様相。
その結果、どうなったと思いますか?

元々、鶴屋Dは、やや高価な値付けでした。デパート価格と云えば、そうですが。
そんな処に、庶民派も買い物に行くしかない様になった。
だって、“足がない”人達は、郊外のショッピングモールにはいけませんもの。
で、ひとり勝ちの鶴屋に買い物に行くと、とても気易く買える金額ではありません。
そこで、みんなが狙うのが割引セールです。
そのタイムセール時刻に成ると、どこに居たんだろうという程に、売り場には人が溢れるのです。
まさに阿鼻叫喚の末に、庶民は半額シールのパックを手にしてレジに向かうのでした。
もちろん、内のカァちゃんも、この闘い(!)の果てに、半額刺し身を手に入れます。
だからモー、意気揚々と帰ったカァちゃんは、ヒゲにその獲物(!)を見せびらかすのです。
まるで、猫トンがネズミをくわえて、ヒゲ達に見せにきた様に。(笑)
まあ、解らんでもありません。
カァちゃんが言うには、「コンビニは数えきらんしこあるけど、主婦の買い物には役立たない。」
「野菜を買うのに寄りたい店は一件あるが、狭くて狭くて、ショピングバッグが通れない。 」
そんな市民の汗を解らんお偉いさん達が、ようけいおいでのようです。
                                       
所で、こんな地獄の様な買い物を強いるしかなかったのでしょうか?
熊本市政の無策とされてもしょうがない。
市民が便りにしていた県民百貨店をつぶしてでも造りたい、そのMICEと云う名の大型複合商業施設とやら。
パースを見ると、驚く程立派な建物みたいです。
どうして政治屋は、直ぐにハコモノ行政に走りたがるのでしょうかねぇ~?
要らぬことですが、ちゃんと対費効果は見込まれているんでしょうネ。
熊本で、大きなコンベンションホールを、毎日いっぱいにする様な需要があるの!?
「 福岡県に負けてなるか! 」 の気持ちは分かるとしてもだ。
よもや、ギリシャや巨額建築費の新国立競技場と同様の放漫運営。
市民に残るは、膨大な借金のコンクリートとか?

まさか、造ったはイイが、マイスの施設を走るは、マウス一匹だけ。
“ 大西山、鳴動して、ネズミ一匹 ” なんてならない様に、祈るばかりです。
熊本市民の血税で、ミッキーマウス達の巣窟をこさえたなら、末代までの笑い者。
買い物難民のヒゲ達は、これじゃあ死に切れない。

さあ、今月の定例会は、天下国家を語る前に足元談義から始めなくてはならないかな?
第三月曜日は祝日につき、翌火曜日(21日)にしましょう。

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コメント (3)
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