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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

奥さま族とのバトル

2019-07-22 20:24:18 | 田園ものがたり
気が惹かれる物になかなか出逢うことなく、西部工芸展会場を出たヒゲ夫婦。
 「 まぁ~ ちょっと早いが、酒でも飲むかな!? 」
鶴屋Dのレストラン街も目の前だから、ひと回りして店を決めることに。
工芸展鑑賞の後だから、和食の星岡茶寮さんにお邪魔するのも良いだろう。
     
             
ヒゲは、ソバが入ったセット物とお銚子を。
あつらえられた窓越しの庭が、思わず熱燗をすすめる。 (笑)
            
さぁて、前ブログに書いた『西部工芸展』には、さまざまな思い出があります。
1980年代、岩田屋伊勢丹で展示会が行われていた頃です。
           
会場に、早く到着したヒゲ。
入り口近くに、お気に入りの作品を発見しました。
しかし、“あわてる乞食はもらいが少ない” の昔フレーズを思い出します。
もう何度も、手拍子で指して負けた将棋も多い。
じっくり考慮して決めた方が良いのでは!?
そう、他にもっと良い作品があるかもしれない。
使える予算は限られているし ・・・ 。
全作品に目を通してから後、決めるのが一番の合理的な方法だと。
          
30分ほどかけて、全部の展示品に目を通して、入り口に戻って来ました。
「 やはり、最初に見た作品がベストだな。 あれを頂こう。 」 と、
テーブルに近づきました。
ところが、お気に入りには、もう既に入札の赤いシールが貼られています。
手遅れでした。 「 しまったあ~!? 」
なんと、有閑マダムさんに押えられていたのです。
しかも、様子を見ていると、だいたい1万円から2万円位のちょっと良いモノを、
マダム連中はためらいなく引いていってます。
                
朝早くから来て、ヒゲには、なに一つ残っていないのです。 😢
むざむざ時間を費して、何のみやげも持ち帰れませんでした。
そうか! この奥様族こそが、ヒゲの戦う相手だと自覚した瞬間でした。
           
そして一年間の臥薪嘗胆に耐えたヒゲは、奇策を思いつきます。
展示会の前日。
いつも通り(笑)、客の振舞い酒で、したたか飲みほうけたヒゲ。
営業終了後、従業員が帰ります。
そして、なんと! カァちゃんまで帰します。
戸締まりをした後、ひとりで店に残ったのです。
さぁ、何を企んでいるんでしょうか?
       
          ≪ 注 : 作品は工芸展のではありません。 魯山人です。 ≫

                        ~~~ つづく ~~~

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コメント (2)
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