田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

西部伝統工芸展

2019-07-02 21:32:28 | 2人3脚チンタラ道中
6/20(木曜日) 夕方近くになって、ヒゲ夫婦は出かけました。
なんと! 20年ぶりに、鶴屋デパートの中に足を踏み込むのです。 (笑)
それも、マイ車椅子で。 
今までの最長距離の往復ですが、路面状況が良い通りなのが安心。
目的は、西部伝統工芸展鑑賞。 気に入りがあれば、カァちゃんにねだるかな!?
       

代継橋の上では、川風が気持ちいい。
ふと下をのぞくと、大きな三角州が白川の中央に出現している。
梅雨の時期と云うのに、川底が干からびてむき出しとは、なんて異常なんだ。
経済トリクルダウンの恩恵のしずくが落ちて来ない今の日本の下級国民か、
或いは、地方の干からびたシャッター通りが思い起こされる。
これじゃあ、アベノミクスが聞いて呆れる。
これこそ、アベノミスじゃん! (怒)
        
         ≪ ヒゲ夫婦が見た場所から少し離れた場所 ≫

会場は、ヒゲが元気な頃にはなかった東館7階。
うやうやしく受け付けに迎えられて入場する。
ヒゲの車椅子からは、視点が少し低いのが難点。
器のサイドを見る角度になるんです。 まぁ、しょうがない。
             ( 写真撮影禁止でした ) 
今は、こんなに展示品が多いのか? 20年前の5倍ほどの多さだ。
以前の展示会より、少しレベルが下がっている様に感じられる。
そのせいか? 値ごろな作品が多いのだが、売れゆきはかんばしくない様だ。

そして、夫婦は、お目当て(?)の作品を見つけた。
 「 ほう! これが、今度の柿右衛門さんか。 」
ヒゲは、15代目の作品に、初めてお目に掛かる。
うーん、価格は手を出し易いが、先代に比べると少し線が甘いか?

カァちゃんが、食事の席で感想を言った。
 「 柿右衛門と言ったら、乳白色の生地でしょう!?
    今度の15代さんのは、微妙に違うのよネ~ ?? 」
カァちゃんは、うるさいのだ。 (笑)

柿右衛門の白は、真っ白でない生地。
乳白色の、いわゆる “ にごし手 ” と呼ばれるのが特徴です。
ヒゲは、その先代のにごし手を求めて、毎年展示会に出向いたのでした。
5回目に、すなわち5年も賭けてのストーカー的執念(!?)で、
やっとお気に入りの “ にごし手 ” 作品に遭遇したモンです。
カァちゃんが、今度の作に首を傾げたのも、理解出来ます。
    
      
           ≪ 大地震を乗り越えた我が家の柿右衛門 ≫

とうとう、ヒゲ夫婦が入札する作品には出会えなかった。
しょうがない、今晩は鶴屋さんのレストラン街で一杯飲んで帰ろう。
         
                ≪ 席から見える庭 ≫ 
    
              

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コメント (2)
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