田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

将棋へのアプローチ①

2020-11-01 19:56:20 | ヒゲの盤上の世界
最近のワイドショーで、女子アナが将棋を話題にするのが驚きの昭和ヒゲ。
駒の動かし方さえ知らないと思われる女子が、「 やれ、聡太が ・・・ 。
羽生先生は体調不良か? 」 等とコメントしている。
将棋人気は、かくの如く拡がっているのか!?
          
ヒゲ達の時代の将棋教室(?)は、雨の日の小学校の休憩時間でした。
折り畳まれた紙の将棋盤を広げて、さあ勝負。
初心者は横で見ていて、駒の動かし方を覚えるのがルール。
そう、まあ二カ月ぐらいで、将棋の遊び方は分かるでしょう。
「 マ、マ、待った! チョッと待ってよ? 」 (笑)

そうして、勝ったり負けたりが続いたある日。
隣の〇〇君が、突然強くなってます!
理由もなく、王様を変な所に移動するだけなのに。 (笑)
強くなった訳を問うと、本と言う。
入門書で勉強したと云う訳だ。
            
今でこそ、TV・YouTube・アベマ等の映像で将棋の勉強は出来ます。
が、当時は、活字に頼るしかありません。
この時、『 ふたつの数字 』 という壁が立ちはだかります。
二つの数字で位置表示する世界は、慣れないと厄介。

例えば、碁盤の目みたいな京都市で、“ 四条河原町 ” と言えば、
市民は即座に場所が分かります。
「 ふーむ、四条通りがこう在るな。
   で、河原町通りがこう縦に在るから、交差点はそうか! 」
横の通りと縦の通りの交差する地点を、日常的に使用しているから理解は早い。
コレに、“ 上ル〜下ル〜入ル ” などの補足用語が入ると、
明瞭な場所が分かります。
          
同じように、四角い将棋盤も、縦の列と横の列との交差する地点を、
算用数字と漢数字の組み合わせで表します。
例えば、 “ 7六歩 ” とか。
コレは、横の7筋と縦の六段目の交差点に歩兵を動かす意味。
なるほど、方式は京都市のやり方に似てますが ・・・
数字という無味乾燥的なイメージが、初心者には案外な壁になります。
          

                       ~~~ つづく ~~~

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コメント (2)
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