誘われたヒゲ高校生が席に着くと、ローレライ魔女(?)はマッチ棒を出してきた。
なんだ、マッチ・パズルか?
フン、一本動かして三角形を4つ作れみたいなことか。
数学クラブの息抜きゲームみたいな、基本のキですね。😁
するとリケジョ美人が、マッチ棒を小山にして、ルールを説明し始めた。
見ると、山は3つに分けられています。
ひとつの山から任意の数だけ引いて、最後の一本を引いた方が負けだという。
ふーむ? じゃあ・・・
0-0ー1 の場合が、手番側が負けか? コレが基本。
0ー1ー1 では、手番側の勝ち
0ー1ー2 では、手番側の勝ち
1ー1ー1 なら、手番側の負け
1ー1ー2 なら、手番側の勝ち。
当時のヒゲの頭では、この辺までが精一杯でした。
直ぐに、対戦が始まる。 マッチ棒はやたらと多い。
いきなり研究なしでは、どうにも思考が追いつかない。
2局目まだマッチ棒が残ってるところで、高校生ヒゲは頭を下げて投了を告げた。
そのリケジョの部長は、女優・久我美子さん似みたいな微笑みを返したのです。
ヒゲは、リターンマッチを予告するようなセリフを残して、
席を立ったのでした ・・・・ 。
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