ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

「虹の中のレモン」

2015年05月08日 09時10分39秒 | 映画
齋藤耕一監督作品。結構懐かしい名前だ。

映像派監督だった。当時はこういう呼び名があった。おおもとはクロード・ルルーシュで「男と女」が典型だったのだ。

美しい画面に凝ったものである。

これは青春歌謡映画と呼ぶべきだろう。当時のフォーク・グループであるヴィレッジ・シンガーズがヒットさせた曲名が題名になっている。

封切り当時は興行価値ナシということで低評価だった。

ところが、これが案外いけるのである。軽い作りだが面白い。なんといっても懐かしい。青春時代だったのだなぁ。

ストーリーはありきたりだが、テンポ良く話が進んで渋滞がない。思わぬ贈り物をもらった気がする。

「ブルー・ロビン」の曲が効果的に使われている。

葉村エツコが顔を出している。いやぁ、これも懐かしい! 今はどこで何をしているんでしょうね。

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「夜の歌謡シリーズ 長崎ブルース」

2015年05月08日 08時55分31秒 | 映画
鷹森立一監督。

往年の東映のプログラム・ピクチャー。

実は30分で見るのを止めた。あまりくだらないので、時間の無駄だと思ったからだ。

ただ、若水ヤエ子が出演しているのが懐かしかった。テレビ初期には大活躍したタレントだった。

今はどうしているのだろうかと検索したら、とっくに死んでいた。1973年に。この映画が1969年だから、4年後に急死した。心臓麻痺という。

当時の新聞記事を読んでいただろうが、42年前か。忘れてしまうのが当たり前だ。

あまたのタレントが誕生し、あまたのタレントが死ぬ。いちいち覚えていられませんよ。

自分の過ぎ去った年月を思う。

誰が死に、誰が生きているか、分からなくなる。長生きしすぎたのかもしれない。

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「奇蹟<、ミラクル>」

2015年05月08日 08時26分57秒 | 映画
ジャッキー・チェンの主演監督映画。

元ネタは、フランク・キャプラの「ポケット一杯の幸福」である。キャプラのこの映画も戦前の「一日だけの淑女」のリメイクである。

「一日だけの淑女」→「ポケット一杯の幸福」→「奇蹟<ミラクル>」と推移したわけだ。

ジャッキー・チェンは、人情ものをカンフー・アクションにした。キャプラではリンゴ売りの老母が主人公だが、これをバラ売りの老母に変更した。老母の扱いは、この映画ではひとつのエピソードとして扱われる。

時代は、1930年代の上海に設定。

本筋はジャッキー・チェンのギャングの親分にある。ジャッキー・チェンのアクションを見たのは久しぶりだが、素晴らしい。これだけのものを作るのは容易ではない。

ラストはしんみり来ますなぁ。


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