ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

四国病

2017年04月02日 15時32分31秒 | 旅行
四国病とは何か? 四国八十八カ所霊場巡りを成就すると、何故か、もう一度巡りたくなる。これが四国病である。一度で終わらないのだ。

私は、過去、2回廻った。そして、今年、3回目を廻る。3月第4週に第1回目を廻ってきた。

旅行会社のツアーで、全3回。各5日間。総計15日間で廻る。

四国八十八カ所巡りで必要なもの。

一に、体力。ともかく、きつい。

二に、金。金がかかる。安くても45万円ぐらいはかかる。

三に、時間。15日を費やすのだから、勤め人には無理だ。


四国病にならないためには、最初の1回目で、杖(金剛杖)をお寺(第88番の大窪寺か高野山)で納めてしまうことを奨める。

金剛杖が家にあると、段々気になってきて、もう一度行くか、という気になるからだ。

これから、思い出しては、今回の”おへんろ”について記すことになるだろう。

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新国立劇場3月公演「ルチア」

2017年04月02日 12時05分41秒 | 雑感
もう4月になっているが、3月に新国立劇場でオペラ「ルチア」の公演を観た。最近はだらだらと思い出すことが多くなり、感想を書くのも遅れがちだ。

「ルチア」で連想ゲームをすると、ルチア→マリア・カラス→狂乱の場、ということになろうか。

イメージとしてはよろしくない。何かおどろおどろしいオペラを想像してしまい、しんどい感じがする。まぁ、それでも一度はみておくべきかと出かけた次第である。

全体の漠たる印象をいえば、モーツァルトのような流麗な音楽だった。ドニゼッティの音楽はこういうものだったのかと意外な気持ちになった。

全体の流れでいえば、「狂乱の場」のある第2幕が素晴らしく、特に最後の合唱は素晴らしい盛り上がりを見せた。新国立劇場合唱団は優秀である。

その分、第3幕は音楽自体はいいものも、何か付録のようで気が抜けた。家で聞くなら、第2幕だけにしたいところだ。

(ルチア)オルガ・ペレチャッコ=マリオッティ
(エドガルト)イスマエル・ジョルディ
(エンリーコ)アルトゥール・ルチンスキー
(ライモンド)妻屋秀和
(アルトォーロ)小原啓楼
(アリーサ)小林由佳
(ノルマンノ)菅野敦

(指揮)ジャンパオロ・ビザンティ
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(演出)ジャン=ルイ・グリンダ

新国立劇場のオペラ公演のキャストを見ると、だいたい主役級の3人が外国人歌手である。日本人歌手ではダメなのかと思う。日本人歌手の歌唱力もアップしているので主役を歌ってもいいと思うが。客が呼べないんだろうか?

ノルマを歌ったペレチャッコは人気上昇中の新進ということだった。ロシア人である。メゾ・ソプラノとして教育を受けたらしいが、教師にソプラノと言われ、一晩眠れなかったそうだ(笑)声質は重目。

他の歌手も健闘していて不足感は感じなかった。合唱の新国立劇場合唱団が非常に優秀。指揮のビザンティも流麗な指揮ぶりで、イタリア人指揮者の魅力を発揮していた。

こういう公演を観ると、次のオペラ公演が待ち遠しくなる。



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