子供の頃は、ご多分にもれず、西部劇少年だった。毎週、映画館通いで、片っ端から西部劇を見た。A級あり、B級、C級と見境なく見に行った。だいたい子供には映画のランクなんて分からない。
当時見た西部劇が大量にDVD化されて廉価版として発売されているのは嬉しい限りである。しかし、改めてこれらの西部劇を見ると、くだらないもの、つまらないものが多い。時代が違うためもあろう。子供の頃はアメリカに憧れていたのでなんでも素晴らしく思えたものだ。
そんな西部劇の中で、あまり有名ではない西部劇で記憶に残るものがある。是非もう一度見てみたいと思っていたものが数作ある。
この「廃墟の守備隊」もその一つである。廃墟に陣取る騎兵隊をインディアン(今では先住民と言うがここは昔を思い出してインディアンという。)が包囲襲撃する。その攻防が迫力満点だった。
主演がブロデリック・クロフォードであるから地味である。顔も図体もイモである。いわゆるスター俳優とは呼べない。DVDで見ることはできないだろうと諦めていた。
(ブロデリック・クロフォードは「オール・ザ・キングスメンに主演して1949年のアカデミー主演男優賞を受賞している。その他、フェデリコ・フェリーニの「崖」にも主演している。日本人がブロデリック・クロフォードの名前を刻み込んだのはNHKで放映されたテレビ映画「ハイウェイ・パトロール」シリーズによる。)
話は、いきなりインディアンが開拓地の町を襲うところから始まる。そのあとすぐ場面が切り替わり荒れ地の中を歩く6人の騎兵隊員が映し出される。上映時間は84分である。話の展開は早く、まどろっこしいところがない。
騎兵隊員は水不足に悩んでいる。そこへ駅馬車がやってきて合流し、水を求めて廃止された交易所に向うが、井戸は涸れている。途中で助けたインディアンの少年が、近くに廃墟となった教会があると言う。その廃墟となった教会でわずかな水を見いだす。
そこへインディアンが水を求めて押し寄せてくる。激しい攻防戦が始まる。
攻めるインディアン、守る騎兵隊員。ここはおきまりとは言え、激しい戦いが連続して飽きるところがない。子供の時に興奮したのはここだろう。
当時見た西部劇が大量にDVD化されて廉価版として発売されているのは嬉しい限りである。しかし、改めてこれらの西部劇を見ると、くだらないもの、つまらないものが多い。時代が違うためもあろう。子供の頃はアメリカに憧れていたのでなんでも素晴らしく思えたものだ。
そんな西部劇の中で、あまり有名ではない西部劇で記憶に残るものがある。是非もう一度見てみたいと思っていたものが数作ある。
この「廃墟の守備隊」もその一つである。廃墟に陣取る騎兵隊をインディアン(今では先住民と言うがここは昔を思い出してインディアンという。)が包囲襲撃する。その攻防が迫力満点だった。
主演がブロデリック・クロフォードであるから地味である。顔も図体もイモである。いわゆるスター俳優とは呼べない。DVDで見ることはできないだろうと諦めていた。
(ブロデリック・クロフォードは「オール・ザ・キングスメンに主演して1949年のアカデミー主演男優賞を受賞している。その他、フェデリコ・フェリーニの「崖」にも主演している。日本人がブロデリック・クロフォードの名前を刻み込んだのはNHKで放映されたテレビ映画「ハイウェイ・パトロール」シリーズによる。)
話は、いきなりインディアンが開拓地の町を襲うところから始まる。そのあとすぐ場面が切り替わり荒れ地の中を歩く6人の騎兵隊員が映し出される。上映時間は84分である。話の展開は早く、まどろっこしいところがない。
騎兵隊員は水不足に悩んでいる。そこへ駅馬車がやってきて合流し、水を求めて廃止された交易所に向うが、井戸は涸れている。途中で助けたインディアンの少年が、近くに廃墟となった教会があると言う。その廃墟となった教会でわずかな水を見いだす。
そこへインディアンが水を求めて押し寄せてくる。激しい攻防戦が始まる。
攻めるインディアン、守る騎兵隊員。ここはおきまりとは言え、激しい戦いが連続して飽きるところがない。子供の時に興奮したのはここだろう。