旧小机領三十三観音霊場は、子年に御開帳である。今年がその子年だった。毎年4月1日からゴールデンウィークの終わりまで御開帳される。
ところが、今年はコロナ禍にぶつかってしまった。当初は、4月30日まで、と短縮された。4月後半にまわろうかと、様子を見に、近くの札所まで行った。
以下の掲示を見る。
4月19日までということで、全部まわる時間がない。諦めた。
次は12年後だが、自分の年齢を考えると、無理である。12年前の2008年に全周したが、それが最初で最後になりそうだ。
この横浜の北部にはローカルな霊場が他にもある。旧小机領三十三観音霊場の他に、酉年に開かれる武相不動尊霊場、武相寅年薬師如来霊場、武南十二薬師霊場が霊場事典に掲載されている。他にも准秩父観音霊場もある。全く知らなかったが、地蔵霊場もあるらしく、旧小机領三十三観音霊場をまわっているときに、同じ寺が二つの霊場の札所になっていて、地元の人が接待していた。
以下、12年前のお参りを記す。
お参りしたのは札所の順番通りではなかったが、札所順に記す。狭い地域だと思っていたら、京急本線から小田急線まで広範囲にわたり、最後は駆け込みで間に合わせた記憶がある。