ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

津和野駅

2022年05月25日 09時30分53秒 | 旅行
津和野駅で1時間ほど待つ。

津和野駅は駅舎を新築中だった。無人駅らしい。駅員の姿は見かけなかった。

山口線は、ワンマンカーで、駅は無人である。大赤字路線だから仕方ない。地方の路線はこういうものである。

駅名表示にはとまどった。昔は、こういう表記だったのだろう。「乃わつ」とは何か。昔は、横書きも右から左へ書いたものだが、それが堂々と今でも残っているのは珍しい。それにしても「の」を「乃」と表記しているのはどういうわけか。

もちろん、今はこういう表記である。


向いのホームに「やまぐち」号の車両がとまっていた。翌日が日曜日だったから、臨時運転されたのだろう。


駅で目の前の丘を見る。思ったことは、東京は日本ではない。東京で考えることが日本各地で通じると思うのは誤りだ。



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御朱印紀行 島根県津和野町 永明寺(ようめいじ) 森鴎外菩提所

2022年05月25日 08時22分52秒 | 旅行
森鴎外の菩提所である永明寺を参詣する。津和野の中心街から離れた丘の中腹にある。曹洞宗の禅寺であり、禅寺に相応しい閑静な場所にある。





創建は1420年。現在は修復工事中。前方だけは工事を終えていた。檀家が少なく、資金面では苦労しているらしい。


本堂は広い。かっては、石州の中心の禅寺だった。それが雨漏りするような状態になったという。

先代の住職さんが亡くなったあとは、別の寺院の住職さんが兼務しているという話だった。


ここに森鴎外の墓所がある。



別に森鴎外の愛読者というわけではないが、森鴎外が悩んだ日本と西洋の相克は、今でもまだ解決されていない。我々の世代は、その相克に気付かないほど、西洋の圧倒的な力に盲従している。気付くのと気付かないでは、天地の違いがある。

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