遠州三山めぐり、油山寺から、タクシーで、法多山(はったさん)尊永寺へ移動する。ここは離れている。
法多山尊永寺については地元の人は、単に、法多山(はったさん)と呼ぶ。これが通称になっている。寺号より山号の方が親しまれているのは珍しい。
参道が長く、最後は階段を237段を上がらなければならない。
仁王門。
なが~い杉並木だ。まだ杉が茶色に染まり始めた時期で、花粉の被害にあわずにすんだ。
石畳の白い参道である。階段も白く、本堂前の境内も同じだ。白く整然とした寺院である。
本堂へ上がる階段。237段。ここは3段構えになっていて、2つ目でイヤになる。そのためか、ベンチがあり、ドリンク販売の店がある。ここで休憩して最後の階段を上がる。
私は、階段は避け、お隣の観音坂を上がった。
本堂。石畳と砂利が敷き詰められたお寺である。725年、聖武天皇の命で、行基上人が開創した。
法多山をお参りし、遠州三山めぐりを完結させた。
帰りは、待たせてあったタクシーで、東海道本線の愛野駅まで乗る。袋井駅から乗り、遠州三山をまわり、愛野駅でおりたわけだ。料金は8160円だった。