芝大神宮を参拝後、徒歩で愛宕神社へ向う。東京は愛宕山のテッペンに鎮座する。愛宕山は標高26メートル。低いとは云え、登るのは難儀である。
これが出世の階段。もう退職しているので、出世する必要なし。それでも、階段を上がる人がいたね。
江戸時代、曲垣平九郎がこの階段を馬で駆け上がったのだ。講談になっている有名な話だが、今の若い人は講談を知らない。我々戦後世代はまだ覚えている。文化の断絶である。
愛宕山にはエレベーターがある。知らない人が多い。愛宕トンネルの左側にあるのだが、気付かない人が多い。階段の登り口の奥にエレベーターがある。もちろん、エレベーターを利用した。
愛宕神社は伏火(=防火)の神様である。本宮は、京都の愛宕神社である。山道を2時間半ほど歩かなければならない。本格的な登山だった。比叡山より高い山だ。
境内はあいにくと改修工事中。
祭神は、火産霊命。
山の上でも池があり、鯉が泳いでいたが、他に移されていた。
ということで、こういう掲示が。鯉のバカンスであるよ。
例の出世の階段を上から見る。上から見ると、恐い。