ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

御朱印巡り 丹生川上神社三社

2019年06月26日 08時46分58秒 | 旅行

丹生川上(にうかわかみ)神社、上社、中社、下社の三社をまわった。三社巡りの専用の御朱印紙がある。

丹生川上神社は、奈良県は吉野山の奥に鎮座する水の神様である。奈良時代から、干魃の時、長雨の時と、その都度朝廷から勅使が派遣された由緒ある神社である。明神大社に名を連ねる。

有名な神社であるが、ともかく鎮座地が不便で、個人では行きにくい神社である。

個人旅行の時は、行きやすい神社を選ぶ。有名だが、行きにくい神社は避ける。

神社は山岳信仰と関連しているので、山の頂上や深山幽谷に鎮座するものも多い。行くのを諦めてしまう神社も多い。

丹生川上神社もその一つだったが、旅行会社がツアーを企画した。多分、アンケートで要望が多かったのだろう。

ツアーの企画が発表されて、翌日に申し込んだが、その時にはすでに催行が決定していた。で、今回のツアーは総勢40名という、この種の企画には珍しい大所帯の旅となった。普通は、20名に届かない。

行くのが難しくて諦めていた人が多かったのだろう。その後のパンフレットを見ると、追加設定もされて、8月にまた催行される。

丹生川上神社は上社・中社・下社と三社あるが、もともとは一つの神社だった。応仁の乱、及び戦国時代になると、水の神様どころの話でなくなり、いつしか忘れられてしまった。

明治時代に入り、明神大社ということで、丹生川上神社を確定しなければならなくなり、調査があった。

最初に、丹生川上神社とされたのは、現在の丹生川上神社上社である。しかし、丹生川上神社下社から抗議があった。下社は丹生川に川べりにあったからである。

そこで丹生川上神社下社を本社、上社を奥宮とした。

ところが、大正時代に入り、当時、蟻通神社と呼ばれた神社の宮司が詳細な研究を重ね、蟻通神社が古代の丹生川上神社であると主張した。

しかし、結論は出ず、上社、中社、下社の三社が丹生川上神社ということになり、現在に至っている。

 


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