上総二宮・橘樹(たちばな)神社を訪れる。外房線・本納駅から徒歩10分。
駅の案内板に「北東約800メートル」と記してあったが、方角が違う。「北北西約800メートル」である。
橘樹神社の祭神は、日本武尊の妻・オトタチバナヒメである。オトタチバナヒメは浦賀水道で、荒れた海を鎮めるために入水した。日本武尊がこの地にやって来たとき、亡くなった妻を忍び、ここに墳墓をつくった。これが橘樹神社の始まりである。
社殿の左側のイチョウが黄色に染まっていた。
境内に神池があり、古社の風格を感じさせる。
オトタチバナヒメの墳墓は社殿の背後にある。ここがどうしても気にかかる。
側面を歩いてみた。
樹木が生い茂っていて、墓のようには見えない。
少し離れたところから見る。