東急東横線・日吉駅で下りる。駅前のイチョウ並木は人気の撮影スポットだが、今年は何か物足りない。枝を伐採したのだろうか?
駅前の綱島街道を渋谷方向に下りて、右に曲がる。こちらに慶応大学の理工学部校舎がある。日吉神社は、理工学部校舎に隣接している。
階段を上がるのだ。
右に見えるのが慶応大学理工学部校舎である。
祭神は天照大神である。もともとは神明宮だった。
この日吉神社があるから、周辺を日吉と呼ぶようになったわけではない。日吉に鎮座するので日吉神社と改称したのだ。
日吉という地名は滋賀県の日吉大社に由来する。日枝神社は呼ばれることも多い。
東横線の日吉駅の由来となった日吉神社(日枝神社)はどこにあったのか。地図上では見当たらない。
実は、日吉本町にある金蔵寺にあった。今も金蔵寺の奥の院へ行く途中に小さな日枝神社の社がある。金蔵寺は東三井寺と呼ばれ、23の塔頭を要する大寺院だった。神仏習合時代は、大きな日枝神社があったのではないだろうか。