遠州の極楽寺のアジサイ風景。ちょいと物足りなかった。
高野山へ行く。詣でるというべきか。
仏像など諸物を集めている霊宝館を見学。霊宝館前の緑は美しい。高野山の緑は艶めかしい。
高野山は、今年、開創1200年ということで、多くの観光客を集めた。
また外国で発行されている観光案内所では、今年中に世界で訪れるべき観光名所として紹介されている。
外国人の姿も目立つ。
とはいえ、高野山全体としては、どうなのだろうか?
高野山町としては、ここも過疎化、人口減少に悩んでいる。1970年には7604人の人口だったが、今年は3459人というデータがある。もう町とは云えませんと案内人がいっていた。
マスコミは華々しく報道するが、内実は結構きびしいようである。
中心部の壇上伽藍、奥の院付近はお店も活況を呈しているが、その中間部はシャッターを下ろしている店も目立つ。
仏像など諸物を集めている霊宝館を見学。霊宝館前の緑は美しい。高野山の緑は艶めかしい。
高野山は、今年、開創1200年ということで、多くの観光客を集めた。
また外国で発行されている観光案内所では、今年中に世界で訪れるべき観光名所として紹介されている。
外国人の姿も目立つ。
とはいえ、高野山全体としては、どうなのだろうか?
高野山町としては、ここも過疎化、人口減少に悩んでいる。1970年には7604人の人口だったが、今年は3459人というデータがある。もう町とは云えませんと案内人がいっていた。
マスコミは華々しく報道するが、内実は結構きびしいようである。
中心部の壇上伽藍、奥の院付近はお店も活況を呈しているが、その中間部はシャッターを下ろしている店も目立つ。
老舗銃器メーカーのコルト社が破産申請した。
コルトといったら、拳銃の代名詞みたいなものだ。西部劇では、コルト拳銃が大活躍したものだ。
「コルト45」という映画もあった。
破産申請の理由には、銃市場の縮小があるらしい。アメリカが銃社会だということはよく知られているが、それでもやはり、銃市場は縮小しているらしい。
それの加えて、国防予算の削減のあおりもあったようである。アメリカは財政難だから、軍事予算も縮小している。
これはアメリカの防衛を依存している日本には不安要素である。
なんといっても、中国は、どんどんと軍事費を増加させているからだ。
コルトといったら、拳銃の代名詞みたいなものだ。西部劇では、コルト拳銃が大活躍したものだ。
「コルト45」という映画もあった。
破産申請の理由には、銃市場の縮小があるらしい。アメリカが銃社会だということはよく知られているが、それでもやはり、銃市場は縮小しているらしい。
それの加えて、国防予算の削減のあおりもあったようである。アメリカは財政難だから、軍事予算も縮小している。
これはアメリカの防衛を依存している日本には不安要素である。
なんといっても、中国は、どんどんと軍事費を増加させているからだ。
監督、藤田敏八。主演、秋吉久美子、林隆三。
当時の藤田敏八は宙ぶらりんな主人公を描いた映画が多かった。
秋吉久美子の演技も、なんとなく、不明瞭。映画の中でもいわれる。「あんたの顔ははっきりしない。」
それが美学になるのかどうか。秋吉久美子の売りはそれだったな。
妹が鎌倉へ帰ってくる。恋人と別れたらしい。兄はただ1人の肉親なので、妹が気にかかる。
この二人の間の近親相姦風の関係を、なんとなく描いた映画と云えよう。
妹は突然いなくなる。
ラストは、おでんの屋台を流しながら、妹を探す兄を描く。
これは切ないものがある。
当時の藤田敏八は宙ぶらりんな主人公を描いた映画が多かった。
秋吉久美子の演技も、なんとなく、不明瞭。映画の中でもいわれる。「あんたの顔ははっきりしない。」
それが美学になるのかどうか。秋吉久美子の売りはそれだったな。
妹が鎌倉へ帰ってくる。恋人と別れたらしい。兄はただ1人の肉親なので、妹が気にかかる。
この二人の間の近親相姦風の関係を、なんとなく描いた映画と云えよう。
妹は突然いなくなる。
ラストは、おでんの屋台を流しながら、妹を探す兄を描く。
これは切ないものがある。
監督はエルンスト・ルビッチ。主演、ハーバート・マーシャル、ミリアム・ホプキンス。
エルンスト・ルビッチの最高傑作という。
泥棒喜劇である。お互いに盗んだ品物を見せ合う場面は笑わせる。
ともかく、ハーバート・マーシャルとミリアム・ホプキンスの泥棒コンビが、金持ちの夫人に取り入り、金を盗み出そうというのが本筋だ。
その過程で、夫人と懇ろな関係になって、いわば三角関係になってしまう。
ルビッチらしい艶笑譚である。
極上のスマートな味わいを楽しむべし。
エルンスト・ルビッチの最高傑作という。
泥棒喜劇である。お互いに盗んだ品物を見せ合う場面は笑わせる。
ともかく、ハーバート・マーシャルとミリアム・ホプキンスの泥棒コンビが、金持ちの夫人に取り入り、金を盗み出そうというのが本筋だ。
その過程で、夫人と懇ろな関係になって、いわば三角関係になってしまう。
ルビッチらしい艶笑譚である。
極上のスマートな味わいを楽しむべし。
主演は、小林桂樹、原知佐子。監督は堀川弘通。
松本清張原作である。1960年作品。安保騒動があった年だ。
サラリーマンのエゴイズムを描いている。松本清張は、相変わらず人気があるので、普遍性があるのだろう。
因果応報的な物語になっているのは、何か、物足りない。
1960年の東京の風景が懐かしい。子供時代の風景が原風景になる。今の東京には違和感しか覚えない。
愛人との関係がバレるのをおそれたサラリーマンが、重要な証言を回避したことにより、無実の保険の外交員が殺人容疑で有罪判決を受ける。
しかし、今度は自分の殺人容疑で、前の証言を翻さなくてはならなくなる。
これで社会的生命はおしまい。
無事、これ名馬といいますが、どこで穴に落ち込むか、わからない。誰でも穴は持っているわけで、それが露呈するかどうかが、運命の分かれ道。
松本清張原作である。1960年作品。安保騒動があった年だ。
サラリーマンのエゴイズムを描いている。松本清張は、相変わらず人気があるので、普遍性があるのだろう。
因果応報的な物語になっているのは、何か、物足りない。
1960年の東京の風景が懐かしい。子供時代の風景が原風景になる。今の東京には違和感しか覚えない。
愛人との関係がバレるのをおそれたサラリーマンが、重要な証言を回避したことにより、無実の保険の外交員が殺人容疑で有罪判決を受ける。
しかし、今度は自分の殺人容疑で、前の証言を翻さなくてはならなくなる。
これで社会的生命はおしまい。
無事、これ名馬といいますが、どこで穴に落ち込むか、わからない。誰でも穴は持っているわけで、それが露呈するかどうかが、運命の分かれ道。
随分宣伝しているな。本屋にも山積みになっている。ベストセラーだ。
こういう本が売れるご時世かね。
「家族という病」があるなら、「孤独という病」も書かれていい。どっちもどっちで、これじゃ人生は重荷にしかならない。
家族もイヤ、孤独もイヤ。なら、どうすればいい?
こういう本は、購入する読者は限られている。現に単身生活を送っている人、あるいは、結婚を諦めようかと迷っている人。
単身生活者は迷う。自分の選択が正しかったかどうかで。
そういう人が正しかったことを確認するために、この本を読む。
家族制度が正しいのかどうか? それは正しい。なぜなら、家族がなければ、子は生まれず、社会の継続性がなくなるからだ。
極端な話、全員が家族が病だと思ったら、社会は消滅する。
家族は病だという考えは、逆さまの思考である。ある人々には有効であることは否定しないが、普遍性はない。
こういう本が売れるご時世かね。
「家族という病」があるなら、「孤独という病」も書かれていい。どっちもどっちで、これじゃ人生は重荷にしかならない。
家族もイヤ、孤独もイヤ。なら、どうすればいい?
こういう本は、購入する読者は限られている。現に単身生活を送っている人、あるいは、結婚を諦めようかと迷っている人。
単身生活者は迷う。自分の選択が正しかったかどうかで。
そういう人が正しかったことを確認するために、この本を読む。
家族制度が正しいのかどうか? それは正しい。なぜなら、家族がなければ、子は生まれず、社会の継続性がなくなるからだ。
極端な話、全員が家族が病だと思ったら、社会は消滅する。
家族は病だという考えは、逆さまの思考である。ある人々には有効であることは否定しないが、普遍性はない。
水族館や動物園は馬鹿らしいものと思っていた。
しかし、見ていると、結構楽しめる。
美ら海水族館は世界第二位の規模だそうだ。
鮫も泳いでいるし、小魚も多い。小魚など、食われてしまうと思うが、見事に共存している。
小魚の集団は、群れたり散らばったりする。この動きに規則性があるのかどうか。そんなことを考えていた。
人間社会も、こんなものではないか、という思いがする。
しかし、見ていると、結構楽しめる。
美ら海水族館は世界第二位の規模だそうだ。
鮫も泳いでいるし、小魚も多い。小魚など、食われてしまうと思うが、見事に共存している。
小魚の集団は、群れたり散らばったりする。この動きに規則性があるのかどうか。そんなことを考えていた。
人間社会も、こんなものではないか、という思いがする。
近江八幡は近江商人の町である。昔の街並みが懐かしい。
八幡山に上がる。ロープウエイがある。
眼下に鄙びた風景が拡がる。
町に下りる。
近江八幡は、時代劇で馴染みだ。「剣客商売」「鬼平犯科帳」エトセトラ。ここでロケが行われた。
町中を歩く。こういう町歩きは愉しい。
八幡山に上がる。ロープウエイがある。
眼下に鄙びた風景が拡がる。
町に下りる。
近江八幡は、時代劇で馴染みだ。「剣客商売」「鬼平犯科帳」エトセトラ。ここでロケが行われた。
町中を歩く。こういう町歩きは愉しい。
竹生島へは長浜から高速船で行った。25分で着く。
ここに西国三十三観音霊場第30番札所の宝厳寺がある。
関東の人間としていうと、ここにこんな島があったのかなぁ、というのが正直なところだ。関東と関西では地理感覚が異なる。
竹生島は島全体が名勝と指定されている。
かっては神仏習合で、分離後は、宝厳寺と竹生島神社に分けられた。竹生島神社は、旧本堂である。
安土桃山様式の拝殿である。国宝である。
琵琶湖を見下ろす鳥居を見る。昔は、これが島の入口と認識されたのだろう。
宝厳寺の境内は丘の斜面に建てられたので狭い。
現在の本堂が建立されたのは、昭和17年という。
帰りの船を待つ間に疲れ果ててしまった。東北や北海道を旅するのとは、勝手が違う。
ここに西国三十三観音霊場第30番札所の宝厳寺がある。
関東の人間としていうと、ここにこんな島があったのかなぁ、というのが正直なところだ。関東と関西では地理感覚が異なる。
竹生島は島全体が名勝と指定されている。
かっては神仏習合で、分離後は、宝厳寺と竹生島神社に分けられた。竹生島神社は、旧本堂である。
安土桃山様式の拝殿である。国宝である。
琵琶湖を見下ろす鳥居を見る。昔は、これが島の入口と認識されたのだろう。
宝厳寺の境内は丘の斜面に建てられたので狭い。
現在の本堂が建立されたのは、昭和17年という。
帰りの船を待つ間に疲れ果ててしまった。東北や北海道を旅するのとは、勝手が違う。
豊臣秀吉が初めて一国一城の大名となったのが長浜である。
私が長浜に行ったのは、西国三十三観音霊場めぐりをしていたときで、長浜から竹生島への船に乗るためだった。
長浜城の天守閣は昭和58年に復元された。長浜城歴史博物館になっている。
周辺は豊(ほう)公園になっている。
長浜港。
ここから竹生島行きの船に乗る。
私が長浜に行ったのは、西国三十三観音霊場めぐりをしていたときで、長浜から竹生島への船に乗るためだった。
長浜城の天守閣は昭和58年に復元された。長浜城歴史博物館になっている。
周辺は豊(ほう)公園になっている。
長浜港。
ここから竹生島行きの船に乗る。
青島は宮崎市に近く、毎年読売巨人軍がキャンプ前に祈願する神社である。
私の中では青島神社=巨人軍というイメージが強い。
青島の周囲に鬼の洗濯板を間近に見ることができる。
境内はやや狭い。名所だけあり、参拝客は多い。
私の中では青島神社=巨人軍というイメージが強い。
青島の周囲に鬼の洗濯板を間近に見ることができる。
境内はやや狭い。名所だけあり、参拝客は多い。