茨城県東海村にある村松山虚空蔵堂をお詣りする。伊勢の朝熊山金剛証寺、福島柳津の霊巌山円蔵寺とともに日本三体虚空蔵尊の一つとされている。
807年に弘法大師により創建された。13詣りで有名で、数え年13の時にここをお詣りすると、智慧を授かるという。
本堂の背後の山に三重塔がある。樹木の形を見ると、海辺の近くの雰囲気である。
ここから北に上がると、東海原子力発電所がある。
牛久大仏を訪れる。常磐線の牛久駅から直行便のバスを利用した。土日は、直行便が1時間に1本運行される。平日は、路線バスがあるが、3本しかない。
浄土真宗東本願寺の施設だが、東本願寺とはいっても京都の東本願寺(大谷派)とは異なるから注意したい。浅草にある東本願寺が本山である。
入口。
浄土真宗の施設なので、この牛久大仏は阿弥陀仏である。
大仏の高さは120メートル。最も高い大仏として、ギネスブックに載っている。
エレベーターで、胸のあたりまで上がれる。ただ、見晴らしは良くない。
ご朱印は、「光雲無碍」と書かれている。2回目以降は、別のものになるらしい。入口にご朱印受付があるが、2回目以降は、申し出ること。
浄土真宗系の寺院はご朱印は書かないのが原則である。御守もなかったと思う。京都の東本願寺(大谷派)も西本願寺もご朱印がない。他力本願の教義からいうと、ご朱印も御守も原則から外れているからである。(ただ観光寺として有名なところでは貰えるところもある。吉崎御坊でもらったことがある。)
ただ、東京の東本願寺は別で、ご朱印がもらえる。牛久大仏は東京の東本願寺の施設である。