モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

チームの立ち位置

2014-08-28 12:15:34 | モンテディオ山形
まだ暑さも残っているこの時期に、なんか総括的な事を考えるのはいかがなものかとは思うのですが、
気になった記事を読ませてもらったので、忘れないうちに(シーズンオフまで待っていると確実に忘れていると思うので(笑))残しておこうと思いました。

要するに、
チームの立ち位置を、もう一度考える必要があるのではないかと。

チームは、2011年にJ1から降格したわけですが、
メンバーが随分残ったということもあり、チームを取り巻く雰囲気としては、
何となく頑張れば、1年で再昇格できるんじゃないかという空気は少なからずあったと思います。
もちろん、これまでも降格1年で再昇格したチームはたくさんあるわけですから、それはそれで必ずしも間違いではなかったとは思います。

しかし、結果としては2年間昇格レースにも残れず中位で終了しました。

そして、今シーズン仕切り直しということで、新たに監督を迎えて、補強もそれなりにして臨んでいる今シーズンです。
シーズン前の評価も、それなりに高かったと思います。

ですが、
やはり、ここでもう一度このチームは「弱い」というところから出発することが必要なのではないかと。


「(日本は)弱いからどうするかっていう発想を持たないと。「弱いから」っていう危機感が底上げの動機になるんだから。オランダなんかも、世界の強豪国のひとつなんだけど、「自分たちは小さい国だからどうするか」っていう話(危機感)から、すべてが始まっている。だから、驕(おご)りもない。」(以上web Sportivaのコラムから一部抜粋)


「弱い」「危機感」というところからスタートしないから、なんとなく「強いはず」なのになんで「勝てない」という発想になってしまうのではないかと。

そして、そういう危機感が、もしかしたら選手にも緊張感のあるプレーをもたらすのではないかと(そんなもんじゃないとわかってます。えらそうにすいません)。


「とりわけ今大会は、チリとかメキシコとかコスタリカとか、気迫のようなものが前面にグイグイ出ているチームががんばったから、余計に日本の戦いぶりには物足りなさを感じた。」
「情けないプレイが多くて、本当に腹が立った。ボールを奪われた瞬間に「ああ」なんて、天を仰いでいる姿を見ると、「バカ野郎、そんな暇があるなら(ボールを)追え!」って思う。」
「結局、日本は技術、戦術に走り過ぎてしまって、何か大事なモノを置き忘れてしまっているような気がした。」
(以上web Sportivaのコラムから一部抜粋)


もちろん、緊張感を持ってプレーしていない選手などいませんし、驕る気持ちを持つほどぬるい選手はいないこともわかります。
しかし、途中加入した山岸選手はJSPORTSのインタビューで、「もっと皆が言い合える関係や雰囲気を作っていく必要がある。そうしないと、もう1回J1に上がるようなエネルギーは生まれないと思う。」と話しています。

いや、もちろんチーム内で言い合える雰囲気がないわけではないし、選手間での話し合いもされていると思います。
ただ、いつまでたってもなかなか繋がらない前線でのショートパスをみていると、どうしても山岸の話は納得してしまうんですよね(笑)


最後に、
2001年とか2008年のウチの戦いを思い出しつつ、もう一度J2での戦い方を再認識させるような話で、締めさせてもらいたいと思います。


「上に上がった事のない松本山雅は彼らとは違って、兎に角がむしゃらでアグレッシブだ。個の力が多少なりとも劣っていても、チームの一体感や方向性がハッキリし、選手皆が前向きに発言しあう環境を作れれば、上を目指せる。それを多くのJ2の選手たちに再認識して欲しい。」(以上JSPORTSコラムより一部抜粋)
コメント
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