モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

松本山雅の降格に思ふ。チーム力は強化費だけではない

2021-12-01 10:52:00 | モンテディオ山形
今朝は結構強い雨でした。
夜には雪になりそうとか。
明日の朝は気を付けましょうね。
ヴィニ、ビクトル、マルちゃん運転には気を付けるんだよ。

今朝のスポニチ?では、
岡山の新監督木山さんが有力とか。
城福さんの話もありましたがどうなんでしょう?
木山さんであれば、岡山にはピッタリ。
今の戦術も引き継げると思います。
阪野、瀬沼、茂木、栗山あたりを集めて、
少なくともプレーオフ圏内に入るチームは作りそう。
奇しくも、今日は2年前プレーオフで大宮を破った日。
木山モンテ3年間の集大成でもありました。
(いまだに野田の鬼気迫る抗議シーンが忘れられない)
これでまた、厄介なチームが増えたか(汗)

さて、
改めて、日曜日のJ2第41節終了により、
松本と愛媛のJ3降格が決定しました。

反町監督時代の強いそして怖い松本を知っている我々としては、
これは現実なのか?あってはならないことが起こった?
と今更ながら驚いている人がほとんどのはず。

今シーズンは、モンテも同じような経過をたどり、
一時は共に降格圏内にいた仲(汗)
モンテは早々と監督を交替してなんとか浮上。
その後も下位でもがき続ける松本を、
たまには下位の苦しみを味わうのも悪くないんじゃない?
とか思いつつ(意地悪な人)、
ま、でもいつか上がってくるだろうと皆冷静に見ていたはず。

・・・しかし上がってこなかったですね、最後まで。
遅きに失した形でも、名波監督という、
名前だけでモチベーションが上がる指揮官を招聘し、
これでひとまず安心と思いきや、
やっぱり上がってこない。
そして、まさかの降格決定。

J1経験チームがJ3に降格するのは、
大分に続いて2チーム目ですが、
大分はJ1時代の負債問題も抱えていて、
強化もままならなかったはず。
松本とは事情が違います。
確か、J2では5本指に入るくらいの強化費を計上、
J1でも活躍したセルジオなども擁しています。

強化費=順位ではないことは、
これまでも千葉、京都を引き合いに(失礼)、論じてきましたが、
この松本降格問題は、
それとも違う闇を抱えているように思います。

長期政権だった反町体制からの脱却を図り、
結局それが降格の引き金となってしまいました。
これで、また元に戻すことになるのか。

それだと、短髪だったニキビ面の少年が、
流行に乗ってパーマをかけたがあまりに似合わず、
すぐに元に戻すようなものですね(お前の事だよ!)

報道では、
名波監督に継続を打診しているとのこと。
攻撃型を継続するということは、
これは、ある意味博打かもしれません。

大分は、J3降格後田坂監督解任、片野坂監督が就任。
豊富とは言えない戦力と戦術を最適化した「カタノサッカー」で、
1年でJ2再昇格、2年後にはJ1再昇格を果たしています。

松本も戦力はありますから、名波戦術が当たれば独走で優勝でしょうが、
噛み合わなければJ3の泥沼にハマることになります。
J3も近年戦力を伴ったチームが増えています。
(J3から一気にJ1に個人昇格する選手がいることでもわかりますね)
岐阜、熊本、富山など、沼から這い上がれずに苦労しているJ2経験チームは多く、
負のスパイラスに陥れば、讃岐、鳥取のように下位を低迷することにもなります。

強化費を伴った降格という意味では、
初めてのケースとなる松本の降格。

この「松本現象」を、対岸の火事で見ていてはいけません。
特に、山形は強化費はJ2中位しかありませんから、
強化を誤れば、もっと底に落ちる可能性もありますね。

J2でも稀有な魅力的なサッカーを展開している我がモンテ。
魅力と順位のバランスを考えながらの舵取りが、
来シーズンも続くことになります。

・・・愛媛の事も書きたかったけど、長くなりすぎました。
次の機会にでも。
コメント
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