★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

招待状

2006年08月07日 | ★道をひらく
昨日は隣近所に、今日は職場の方には手渡し、それ以外の手渡し出来ない方には郵送で招待状を発送致しました。

私は、明治民法で定められた「家制度」的な「長男が跡を継ぐ」とか、「嫁はその家に入る」とか、そういう考え方が大嫌いなので、出来るだけ「家」を持ち出さない結婚をしたいと考えています。確かに形式上、私の苗字が変わらないため、私が跡を継いだようになるけれど、私はただ苗字を変えたくないだけなので、相方が「婿」殿とは思っていません。だから、家と家をつなぐ儀式、「結納」は行いませんでした。

招待状も、差出人が父親の名前、中を開くと○○の長男、○○の長女という書き方がイヤでした。でも、茨城と言うところは田舎なので、まだ「家制度」的考えが強く残っています。そんな中でも新しい考えを取り入れた形にできないかと、文例を見ていたらこんな文例があり、これならきっと受け入れてもらそうだと考えて、決めました。



皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては お世話になっている皆様をお招きして
心ばかりの祝宴をご用意致しました
ぜひご出席下さいますよう ご案内申し上げます
2006年吉月吉日
相方
たっちー

ご多用中のところまことに恐縮に存じますが
若い二人のためにお励ましをいただきたく
私どもからもよろしくお願い申し上げます
相方の父
たっちーの父



こんな感じです。
封書の差出人は父親の名前ではなく、相方と私の名前です。

招待状の文面の中に父親の名前が入っているので古い考えの方でも受け入れられる範囲内だろうと私は考えました。今は多様な結婚の形に対応できるように文例もいろいろ古いやり方から新しいやり方までの種類がたくさんありました。だったら、苗字も別姓でもいいことにしようよって思いますけど(笑)

いつも他の人から結婚式の招待状をもらう時、知らない名前からの差出人にすごく違和感を覚えていましたので、私にはこの方がとってもしっくりきています。

一般的にいうと私は婿取りという形になりますが、男女の並びは通常方と同じにしました。別に私の「家」を全面に出すつもりもないし、跡継ぎとか婿取りとかをアピールしなくてもいいと考えています。結婚して「家」対「家」が繋がるのではなく、相方と私が結婚して夫婦になるとういう日本国憲法第24条に書かれている「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」という考え方を強く持っているので、皆さんに私たちを夫婦だとどうか認めて下さいということを強調したいと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする