★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「男」ならでかした

2007年05月19日 | ★道をひらく
第1子で男の子が生まれたと周りに言うと、ほとんどの人がみな口々に

「男の子でよかったね。」
「でかしたね。」
「跡取りができてよかったね。」

と言います。
じゃ、女の子だったらなんというのでしょう??たぶん「よかったね」とは言わない気がします。

男の子だからよかったって、なんか女の子じゃ悪いみたいで嫌な感じがします。「男の子=跡取り」の図式が皆の頭の中にあるのでしょうね。これこそ明治民法の家制度の名残。私が一番嫌いなもの。日本国憲法の男女平等が浸透をはばむ最大の敵です。

だから、私はあえて印象が悪くなるのを覚悟で言い返します。

「どっちでもよかったんですけどね。」
と。

私は息子に跡取りになって欲しいとは思いません。婿に行っても構わないと思っています。母親の私なんかよりも好きになった女性と自分自身を幸せにしてあげて欲しいと思います。私は自分は、息子が自分で幸せになれる力をつけてあげるのが役目だと思っています。息子が成人したら、自然界の動物の母親のように子どもを巣立ちさせたいと考えています。

もし息子に願いを託すことができるならば、男性という性別をいかして、私にはできない男性からの男女平等の影響力になってくれたらいいなと思います。

それがいつか選択的夫婦別姓の実現と婚外子差別の撤廃を叶える原動力になったらいいなと思います。
コメント (2)
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