★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

りんごろうそく(アドべントガーデン)

2016年11月26日 | ★育児
ケンとコウが毎月1回通っているシュタイナー教育を学ぶ「めぶきの会」の
子どもの教室「ことりの日」でりんごろうそくをしました。

【“りんごろうそく”とは?】

シュタイナー学校では、一番日の光が短くなる冬至の時期に自分自身の内面に眼を向け、暗い中でも光や希望などを絶やさず、育くんでいく、という意味をこめてりんごろうそくの祝祭を行います。

りんごろうそくは「アドベントガーデン」ともいわれ、モミやヒバなどの常緑樹で作ったうずまきの道の中にりんごろうそくを手にして入っていき、中心にあるろうそくから手にしているりんごろうそくに火をいただき、うずまきの道の途中に置いて行きます。

小さい子も大きい子も、初めて体験する子も、みんな真剣なまなざしで、一歩一歩、歩いて行く姿はとても神聖で美しく、子どもたちの将来が光に導かれますように、と祈りにも似た想いで、大人たちは静かに見守ります。

「福岡シュタイナー学園(初・中等部【Facebook】
2016年11月30日 8:11」より抜粋:https://goo.gl/enwghj


コウは昨年も参加したので2回目です。
ケンは昨年、発熱して参加できなかったので初めてです。
ライアーの音色の中、小さな子から小学生高学年までの子が
りんごろうそくを灯して静かに歩く光景はとても厳かでステキです。




まず、集合場所の秋山亭前に集まりました。
全員が集まると子どもたちを連れて
天平の丘公園の平成の丘に遊びに行きました。
そこには、「国見山」という山があり、
子どもたちは持ってきた段ボールで芝滑りを楽しみました。



子どもたちが遊んでいる間、係の大人たちは
アドベントガーデン作りに励みます。

お昼になると、大きく広げたブルーシートで
持ってきたお弁当でランチタイム。



用意ができたと係の人から電話があり、
秋山亭に戻りました。
そこで、子どもたちに説明がありました。



しかし、今回はちょっと残念なことがありました。
落ち着きのない男の子がいて、
その子がどうしても黙っていられなかったことです。
せっかくの雰囲気をまるつぶししていました。
同調して3人の男の子が笑い合ってしまい
静けさがまったくありませんでした。

その子たちは最後の最後でやっと黙ったのですが
彼らはどうして黙っていられないのだろうと思いました。
お母さんは一応注意はしているのですがまったくもって聞かず。
この子たちは本当にりんごろうそくがやりたくて来ているのかな?
と私は疑問に感じてしまいました。

しかし、そのことも
「みんなが静かにする場だとわかるところで、
 わかることができない自分。
 周りのみんなにとってみれば、
 静かにするべきところでできない彼に対して、
 自分はどうできる?という問いを持つことができる。」
という学びがそれぞれできるとのことでした。

ケンは普段はうるさいのですが、決めるときは決める男です。
ちゃんとおとなしく座っていたし、
りんごろうそくを持って静かに歩くことができました。
コウも2回目なので、落ち着いてできました。

二人とも、素晴らしいな~と思いました。
コウは去年よりも背が高くなっていて
成長したな~と感じられ、感慨深かったです。



コメント
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