★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

愛犬と優しい息子たち

2017年07月25日 | ★道をひらく
愛犬が年を取って、足腰が立たなくなり
排便や排尿が手助けがないとできなくなり
食事も自分で食べられなくなった姿を
息子たちは全部見ました。

体毛はツヤがなくなり、
オシッコやウンチをもらしてしまうので
そのせいでちょっと体臭が臭うようになっても
嫌な顔もしないで、こうして顔を近づけてくれる。




そして、最期、死んでいく姿。

火葬して、骨になった姿。

生き物は死んでしまうから
嫌だという人もいますが、
二人は、愛犬と最期までかかわったことで
「いのち」を絵空事ではなく、
現実として学ばせてもらえたと思います。

それはすごく厳しい現実だけど
「老い」と「死」を愛犬を通して学ぶことができて
とてもよかったと私は思っています。

生きているモノは
いつかは死ぬんだと言うまぎれもない事実。
別れることはとても辛いけれど
それが「死」だと言うこと。
ゲームのようにリセットできないんだということを
愛犬の死から二人は感じ取れたと思います。

自分たちが生まれる前から
ずっと見守ってきてくれた愛犬。

二人とも愛犬が大好きでした。

愛犬がいてくれたから
息子たちはとても心優しくて
感受性の豊かな人になっている気がします。

前の記事で書かなかったのですが
私は愛犬にこう言いました。


「今度、生まれ変わるときは人間の女の子になっておいで。
 犬だとしゃべれないからね。
 ここにまた戻ってきたかったら、
 ケンか、コウのお嫁さんになってね。」
コメント
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