★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

平成30年度 地区子連会長あいさつ

2018年04月15日 | ★道をひらく
久しぶりの更新です。
最近、忙しくて、なかなかブログが更新できません。

4月になって、いよいよ地区子連の会長になりました。
近頃、「子ども会」の存在意義が怪しくなってきているせいか、子ども会の入会者数が減ってきています。
スポーツ少年団や学習塾を優先する家庭が増えてきました。

しかし、子ども会の活動は確かに面倒かもしれないけれど、
完全になくなってしまったら、地域が殺伐としたものになってしまい、なんだかとても大切なものを失うような気がしていました。子ども会の活動って、人としてとても重要なものを含んでいるのではないかと感じていました。

そこで、どうしたら役員になってくれた皆様のモチベーションをあげることができるだろうか。
子ども会の意義ってなんだろう?
子ども会に入っていることのメリットはなんだろう?
とずっとネットでひたすら検索し、その言葉を探し続けました。

そして!!
その言葉を見つけました!




そう。

「社会力」です。

「社会力」とは、
現、つくば市教育長の門脇厚司さんが考えた造語です。

私はその見つけた「社会力」と言う言葉をつかって、4月の総会で下のような挨拶の原稿をつくり、ほぼ同じ内容を話しました。

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これより恥を忍んでごあいさつ申し上げたいと思います。3分ほどお耳を拝借したいと思います。

私は34年前の小学6年生の時にT小学校に転校してきました。私はその時にいじめを受け、居場所を奪われました。そういう経験から、もっと温かい社会に変えたいと大人になるにつれ強く思いました。

そんな私が、なんの巡り合わせか、この地区の育成会会長という役割を与えられました。私の力で変えられるチャンスを与えられたのかなと思っています。

今、「子ども会」の会員が減っています。それは組織の存在理由がよくわからないからだと思います。ほとんどの人が「わずらわしい」「めんどくさい」と思っていると思います。私も育成会に入る前はそう思っていました。

しかし、どんなにAIが進化して、パソコンやスマホやSNSが便利に使えるようになっても、人は人と関わらずには生きていけません。そして、人を不幸にも幸せにするのも人なんだと、この1年間の育成会副会長と単位子ども会の副会長の経験と、たくさんの役員さん方の関わりから、学ぶことができました。

「子ども会」は親子が地域の異年齢の人との「つながり」を持てる唯一の組織で「社会力」を育ててくれる場だと思います。「社会力」とは、つくば市教育長で教育社会学者の門脇厚司さんが提唱した言葉です。「人と人がつながり、社会をつくる力」のことです。
この「社会力」を育てるには、たくさんの異年齢の人との交流の機会を多く持つこと以外に方法はありません。

その「社会力」があれば私はこの先行き不透明な社会を、協力しあえる仲間とのつながりで幸せを感じて、たくましく生きていくことができると考えています。

皆さんは自分の子どもたちに、どんな未来を与えたいですか?
どんな地域や街がいいですか?
子どもたちにどんな大人になってほしいですか?

私は、まずこの地区を人とのつながりのある、助け合える、温かい地域に「子ども会」という組織を通じて変えていきたいと思っています。

お忙しい中、役員のお仕事を引き受けてくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様は、役員を引き受けると決めてくださって、この総会に出席してくださったというだけで本当に素晴らしいと思います。

地区の子どもたちのため、地域のためにこうしてお力を貸してくださること本当に感謝しております。
子どもたちは、そんな親の背中をしっかり見ています。
子どもに将来なってほしい大人の姿をこの「子ども会」の活動を通して、共に親としてカッコいいところを見せていきましょう!!

「できるときに、できる人が、できることを」のボランティア精神で無理のないご協力を1年間、よろしくお願い致します。 

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どれだけ、役員の皆様の心に響き、動かすことができたかわかりませんが、何も言わないよりは気持ちが伝わるかな~と思い、話してみました。
役員の皆様は、私が考えていたよりも、とても真剣に聞いてくださいました。
コメント (2)
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