★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケンが自分から本を読む

2018年10月24日 | ★育児


ケンが自分から読みたいというので、本を買ってあげました。
読んでいるのは「スナックワールド・メローラ姫を救え!」です。TVアニメのスナックワールドの小学館ジュニア文庫のノベライズ第2巻です。小学館のノベライズは、漢字にふりがながふってあるので、発達性ディスレクシアのケンにはとても読みやすい本です。

自分から一生懸命本を読んでいる姿を見て、感動しました。

小学2年生になってもうまく本を音読することができず、漢字もほとんど書けずだったケン。本を自分から読むのも難しかったのに…。
アニメのノベライズとはいえ、自分から読みたい!と思えるようになり、読むようになったことは本当にすごいことです。

ケンが発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)と診断されてから約2年。
宿題で、いまだに暴れながらも、なんとか毎日やって行きます。
毎日、LDディスレクシアセンターのトレーニングもがんばっています。

本が読めるようになり、本が好きになったのは、やっぱりトレーニングのおかげです。
ケンだけでなく、このトレーニングが全国の小学校で当たり前のように受けられるようになってほしい。
私はそう考えています。

予算も、人もたくさんつけてほしい。
読み書きが苦手なだけで、今の学校の学力主義につぶされて、苦しい思いをしているLDの子どもたちの才能を伸ばせる教育をしてほしいと思います。

どうしたら、発達性ディスレクシアの子どもたちが、みんなと同じように勉強をすることができるようになるのか。
私にできることを探しています。

発達性ディスレクシア研究第一人者の宇野彰先生が、まだ大学教授や校長先生のお仕事で忙しいので、やりたいけどできない構想がたくさんあるようです。私は、私にできることがあるなら、宇野先生に協力できたらと思っています。

発達性ディスレクシアの子どもたちへの配慮は、すべての子どもたちへの、子どもごとの配慮を考える手立てになり、すべての子どもたちが学びやすい学校になると私は考えています。
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