★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2018

2018年12月09日 | ★道をひらく
国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されたディスレクシアフェスティバルに参加してきました。








私の息子は発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)です。

ディスレクシアは見た目はまったくわかりません。
普通に話ができるし、知能も問題ありません。

見かけでは分からない障害なので、本人も周りもとても気づきにくい障害です。
ケンが軽度の自閉症スペクトラム障害を病院で診断されてから、
私がむさぼるように発達障害の本を読みあさったおかげで、私が発達性ディスレクシアではないかと最初に気づきました。

2年生になっても、うまく字が書けない。
音読もままならない。

これは明らかにおかしい。

そう、感じました。
もし、あのとき気がつかなかったら

「どうして、これくらいできないの?」
「汚い字だね」
「ちゃんと書きなさい」
「たくさん書けば覚えるはずだ」
「怠けているからできないんだ」
「書くの遅いね」


そう、学校で言われてしまっていたし、私もきっとたくさん言ってしまったと思います。


フェスティバルの休憩の合間に柳家花緑さんという落語家の方の映像講演もありました。

柳家花緑 ディスレクシアを語る


早期発見できないと、柳家花緑さんのように、40歳まで自分が発達性ディスレクシアだと気がつかなくて、読み書きにずっと苦労して、自分はできないんだ、バカなんだと思ってしまうということがおこります。

そうやって障害をわからないままだと、どうしてできないのかがわからずに本当にいらぬ苦労をすることになります。
けして、能力がないわけではないし、できないことばかりではないのに。

一番気づかれにくいこの発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)を教育現場の方によく理解して、支援や配慮を普通にできるように体制を整えていって欲しいです。

2020年は岡山と倉敷でアジア太平洋ディスレクシア・フォーラム2020が開催されます。
中学生になったケンと一緒に参加する予定です。
ご興味のある方はぜひご参加下さい。


アジア太平洋ディスレクシア・フォーラム2020
日程:2020年6月6日(土)~7日(日)
場所:岡山市+倉敷市
https://ja-jp.facebook.com/apdf2016/
コメント
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