on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

葵祭2014

2014-05-20 23:01:17 | 旅行記

曇り空から時折雨が落ちる中を馬のひずめの音と牛車の軋む音がゆっくり通り過ぎてゆく・・・3年前の「祇園祭」に続いて京都三大祭の「葵祭」に行ってきました! 

「葵祭」の行列の順路は京都御所から下鴨神社、そこで社頭の儀が行われた後、上賀茂神社に向かうのですが、どこで見るかによって印象が違ってくるのでその辺が重要になってきます。ゆったり見るなら有料の観覧席ですが、今回は天候が怪しかったのと観覧席の後ろでも見ることが可能と聞いていたので観覧席はパスしました。多くのシーンを見たいなら行列を追って京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へ流れる、あるいは下鴨神社の社頭の儀をメインに見るというのも考えられます。

一応、下鴨神社をメインに考えながら京都入りしたのですが、京都に着いたのが朝8時台で行列が下鴨神社に入るのが11時40分と間が空き過ぎている・・・御所で見ると下鴨神社にこちらが移動する頃には見物客でいっぱいになって見られないことも考えられますが、御所の中を優雅に進む行列も見たいという好奇心が勝って、あっさり予定変更して御所へ向かいました。地下鉄の丸太町駅を降りて人の流れに乗って御所へ入ると既に観覧席の後ろにも人垣ができていたので、なるべく人が少なそうな場所を選んで後ろから見ることにしました。雲は低めですが雨は上がって、ちょうどよい陽気です。

祭りの進行を解説するアナウンスが「私の前を通過するタイミングで説明を致します」と伝えています。声はスピーカーから聞こえるけど話し手がどこにいるのか見えなかったけど、アナウンスよりも数分遅れて先頭の騎馬隊がやってきました。

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騎馬隊

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行列は馬や役人、勅使たちが間隔を置きながら進んできました。祇園祭も静かに進行するお祭りでしたが、こちらはさらに静かでお囃子の類はなく馬の足が御所の砂利の上を歩く音だけが響いています。そんな行列を眺めていると、後ろで見ていた欧米の方が「帽子ニ付イテル葉ッパハ何デスカ?」と訊ねてきました。すると私の斜め前におられた女性が自分の帽子を取って何か付いているのではないかと確認しようとしたので、私が「違う、違う、行列の人達の帽子!」と言ったあと、「葵の葉っぱです。葵祭の葵です。」とその欧米の方に言うと、「オーッ、アレガ アオイデスカ!」と感心しながら同行の人達に英語で説明していました。

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風流傘

帽子だけでなく、牛車にも傘にも葵の葉が飾られていますが、かつては参列者や沿道の民家の軒にも葵が飾られていたのだそうです。

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斎王代

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牛車

行列の長さは約1km、先頭から最後尾が通り過ぎるまで1時間弱かかり、最後尾まで見届けると下鴨神社に間に合わなくなるので頃合いを見て御所を後にします。御所の北側の今出川通りに出て先回りしようとしましたが、御所はやっぱり広くて行けども行けども今出川通は遠いのです。

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結局、今出川通から河原町通りに出た時には行列の中盤あたりと合流し、下鴨神社に着いた時には既に神社へ入る道は人であふれていました。それでも後ろの石垣から行列を見送って、社頭の儀を見られないかと脇の入り口に回ってみましたが、既にいっぱいで入れませんでした。

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出町橋を渡る行列

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気を取り直して、神社の前の「亀屋粟義」に入ってみたらし団子を頂きました♪小さめの串に5つ刺さっている団子の1つだけが離れていて、それが人の体を表しているといわれているそうです。出来立ての団子は温かく小振りなだけに甘辛い蜜がよく絡んで美味しかったです。

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 行列が下鴨神社にとどまっているのは2時間半、その間に賀茂街道に先回りして行列を見るスポットを探します。ところが、ここで雨が降り始めました。雨脚は強くなかったのですが、待ち時間が長いので賀茂川にかかる橋の下で雨宿りしたりして待ちました。

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雨宿りした橋の下にいた鴨・・・人懐っこかった。。

 

賀茂街道は賀茂川(下鴨神社の南で高野川と合流して鴨川になる)の右岸の土手を通る道で街中とは違った風情を醸し出しています。行列が来る時間が近づくにしたがって見物客が集まり出して歩道に沿って一列に並ぶようになってきた頃、雨脚が強くなってきました。始めは雨を受け止めていた頭上の木も耐え切れなくなって雨の滴を落とし始めました。週間予報では15日は雨の予報だったのが前日になって曇一時雨の予報になり中止を免れたのですが、豪華な衣装が濡れてしまうのが心配なほどの降り方になってしまいました。それでも、行列は遅れることなくやってきました。御所や下鴨神社の入り口と違って遮るものがない状態で見る行列は一層壮観でした。

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賀茂街道にて

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 雨はしのげるけど・・・重そう

 

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しかし、雨が降っているうえに肌寒くて行列の人たちは辛そうでした。足袋に草鞋の足元が濡れて童女役の子供は泣きそうになりながらも必死で歩いていました。

行列の最後を見送ると、人の流れに乗って上賀茂神社へ向かいました。神社の前は人の頭越しに牛車や傘などが見えるものの何が行われているのかわからない状態でした。どうやら馬や牛車はここまでで、人は鳥居をくぐって神社に入っている様子が窺えたので、脇から神社に入りました。このタイミングが実に幸運で、斎王代が乗った籠が通るのを見届けることができました。

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行列の終わりを見届けて、神社の門前の「葵屋」さんで「やきもち」を買って締めくくりました。 

 「葵祭」は「祇園祭」の起源西暦869年よりも300年も前の6世紀中頃に凶作が続いたために、五穀豊穣を祈願して始められたそうです。エルニーニョ現象で不作になるともいわれている今年、あらためて五穀豊穣を祈りつつ上賀茂神社をあとにしました。

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京の冬のたび2014

2014-02-23 00:16:59 | 旅行記

記録的な大雪から一週間、積雪が多かった方面のみなさまには心よりお見舞いを申し上げます。

そんな大雪の日に私はホントに恐縮ながら東京を抜け出して京都に逃げておりました。

朝イチの「のぞみ」は雪の影響で25分遅れて京都に到着しました。東京は一面の銀世界だったし、名古屋では中央線の運休をアナウンスしており、京都でも駅に着く手前までは雪景色で北陸方面の列車が湖西線の不通で遠回りの米原回りで運転することをしきりに放送しています。そんな中をよくぞ25分の遅れで着いてくれたと感謝です♪

 遅れたといっても人々がようやく活動しはじめた時間なので、まずはイノダコーヒーでモーニングセットの「京の朝食」、今日のじゃないんです。

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朝から野菜たっぷりのフレッシュなメニューを頂いての好スタート!

 地下鉄の改札へ行くと「奈良線 倒竹のため振り替え輸送」の案内が・・・

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竹が倒れて電車が止まる、こんなところにも京都らしさを感じました。

 ここから地下鉄とバスを乗り継いで、北へ北へと向かうのですが、雪がちょっとでも残っていて欲しいという私の気持ちをよそに市内は雪がほとんどありません。。

 バスを降りて参道を抜けて、目の前に広がった庭園の先に見えたのは

雪の金閣寺~(*^_^*

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屋根に雪を頂いた金閣が雪を落とした背景の緑に映えていて、この光景が見られて本当に嬉しかったです♪

 そのあとはバスで相国寺へ・・・金閣寺と銀閣寺はこの相国寺の山外塔頭ということで来たのですが、一度来たことがあるので今回はお寺ではなく隣接する「承天閣美術館」を見学しました。金閣寺、銀閣寺の建物内にも多くの作品を残す円山応挙の作品展が開催されており、植物や動物の緻密な描写をするためのデッサンも展示されていて、飛ぶ鳥の静止画像のような絵が細かいところにも手を抜かない氏のこだわりの素晴らしさを物語っていました。

 

翌日は京都マラソンの交通規制を避けるために嵐電妙心寺を目指します。

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途中の太秦広隆寺駅で何やら大きな声で騒いでいる人がおり、何事かと振り返って窓の外を見るとテレビカメラと撮影スタッフの姿があって、声の主は阿藤快さんでした。(写真失念)数珠を売る自動販売機があって、それをリアクション付きで紹介しているシーンの撮影だったようですが、電車の窓越しに注目する我々に気付いた阿藤さんが「これ、数珠の販売機なんですよ!たばこじゃないんです!あとで寄って見てください!」とサービス精神旺盛な方でした。

 

妙心寺の敷地はとてつもなく大きく、中にいくつもお寺が点在しています。

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そのうち3箇所が「京の冬の旅」キャンペーンで特別公開していて、まず「龍泉庵」に入りました。

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特別公開というだけあって朝早いのに結構人が来ています。現代画ながら迫力ある龍の襖絵が目を引きましたが、半間ある一枚板の杉の戸板が歴史を感じさせました。

続いて入ったのが「大法院」。

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信州松代藩主の真田氏の菩提寺で、一昨年秋に松代に行っていたので、その地方との繋がりがあるのが不思議な感じでした。横浜の書店「有隣堂」の由来になった茶室「有隣軒」に導くように造られた庭園が寒さの中に佇んでいました。

 続いて覗いた「等持院」は山門が工事中でした。シーズンオフの時期なので工事していることも多いのですが、特別公開ではないこともあって閑散としていす。でも、その分ゆっくりと見ることができました。高さの変化がある庭園も立派で、幹回りが1メートルある椿が冬の風景に彩りを添えていました。

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2月の京都は初めてでしたが、雪の金閣寺が見られて、普段は見られない妙心寺「龍泉庵」「大法院」も見ることができてよかったです。 

ただ、家を出るときに寝起きで左手に傘を持ちながら右手にスコップを持って雪掻きをしたお陰で、途中からは筋肉痛でした。やっぱりウォーミングアップをしないで身体を動かしてはいけないんです。。今回学んだのはこのことです。

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錦秋の水上温泉に行きました♪

2013-11-07 23:50:43 | 旅行記

 「みなかみ」・・・関東地方の天気予報で出てくる平仮名で書かれた町で記憶されておられる方も多いかと思いますが、その「みなかみ」に行って来ました。

 私にとってはスキーやスノボでみなかみエリアのスキー場に行ったこともあるし、子供の頃から上越線で何度も通り過ぎた所なんですが、町の中心部の水上温泉に行くのは今回が初めてでした。

 「東京」を昼前の上越新幹線に乗って1時間ちょっとの「上毛高原」で降りました。時間的には軽井沢に行くのと同じ感覚です。そこからホテルの送迎バスに揺られること20分程、川の上流らしい荒々しさをのぞかせた利根川を見下ろすように建てられた「水上館」(みなかみかん)に到着しました。利根川の透き通った流れに色を添える紅葉が素晴らしく、よい季節に来られたことに感謝です!

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ホテルのお風呂は歌人「若山牧水」に因んで名づけられた湯治場風の「牧水の湯」、奥利根ひばを屋根や柱に使った「水晶の湯」、クリスタル風呂や洞窟風呂といった遊び心いっぱいの浴槽が八つある「奥利根八湯」の3箇所で、いずれも利根川のせせらぎを聞きながら窓越しにあるいは直接紅葉が眺められる絶好のロケーションでした。そんな温泉に三日間で7回も浸かったお陰で、すっかりリフレッシュ出来ました。

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シャンデリアの下で夕食

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料理は山間の温泉らしい山の幸に魚介類もあって、なかなかのものでした。鍋が二つあって「全部食べたら多いかな?」と思いながらもしっかり完食しました。

 二日目には周辺観光に行きました。まず、「谷川岳ロープウェイ」に向かったのですが、3時間待ちと聞いてあと回しにすることにしました。Bプランを特に考えていなかったので、池のように広い露天風呂がある「宝川温泉」に行ったのですが、「ホテルにいい温泉があるのにあえて入らなくても・・・」ということになり、飼われているツキノワグマと通路に置かれた骨董品を見て回り、昼食を食べて過ごしました。それでも周囲の紅葉は見事で、この時期ならではの景色を堪能しました。

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そのあと、奈良俣峡のダムへ。渇水気味でダム本体の手前で水が止まっていましたが、背後の山々と青空を水面に写し出していて見事でした。

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そして、再び「谷川岳ロープウェイ」に戻ると、今度はスムーズに乗ることが出来ました。ここは初滑りのメッカ「天神平スキー場」で、その時期に来たことはありますが雪がないと印象は随分違うもので、駆けだしたら勢いがついて止まらなくなりそうな坂を見ながら、こんな急坂を滑っていたのかとあらためて驚きました。

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 山頂まで3.0kmの表示

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 天神平の天神さま・・・

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 天神平のビューテラス天神

 山と温泉と紅葉と、晩秋を満喫できてよい旅ができました♪

 

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ハワイに行ってきました その2

2013-03-11 23:38:34 | 旅行記

三日目はサイクリングでハナウマベイへ・・・サイクリングなんて専らトレーニングルームにある動かない自転車をこぐ程度の私ですが、慣れている方が一緒なので何とかなるでしょうとばかりに片道20キロの道のりに挑戦です。

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ワイキキの街中を抜けるとダイヤモンドヘッドの海側を通る上り坂にさしかかり、ギヤを落として漕ぐのですが、ギヤを落とすとペダルを踏む足が軽くなるものの漕いでも漕いでもなかなか前に進めなくてもどかしいのです。それでも一定のリズムで漕ぐことができるので坂道も実は楽に登れていることに気付きます。

路肩が狭いところでは車に追い抜かれると結構コワイ。海沿いのルートのはずなのに道の両側は住宅街で大書きした番地に目をやると「4989」・・・。

つまらないから海沿いの道におりてみようかと話し合うと程なくして幹線道路の方が海沿いに降りてくれて、ビーチでひと休み。ハワイに多いヒヨドリサイズの鳩、首をSの字に曲げた鷺などが羽根を休めるのどかなビーチで、車だったら一瞬にして通り過ぎてしまうようなところにも立ち寄れるのは自転車ならではの楽しみです。

向かい風ですが、強い日差しの中ではむしろ心地よく感じました。詳しい地図を用意していなかったので距離感に不安がありましたが、どうにか目標にしていたドライブインに到着しました。立ち寄った目的はバービーズのもっちアイス、雪見だいふくのような食感で抹茶やラズベリー、ストロベリーなど様々な味が楽しめて、日射しの中を走り続けた体にひんやりと冷たい甘みが嬉しかったです。

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もっちアイスからはちょっとキツイ上り坂、それでも気合い入れて漕げば前に進む。途中に駐車場への誘導員がいたので「ハナウマベイはどこですか?」と尋ねると、あっさりと「ここです。」の返事に拍子抜けしてしまいました。もっと先だと思っていたのに気付いたらゴールしていたのです。ここも以前バスで来たことがありましたが、苦労して辿り着いただけに眺めも一層美しく見えました。

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四日目は5時起き、6時過ぎまで明るくならないハワイの早朝は夜の続きのように真っ暗です。ホテルから海を眺めると空にはフルムーンをちょっと過ぎた月が輝き、その月明かりが柔らかく波立つ海の表面をきらめかせていて、とても綺麗でした。月がこんなに明るかったんだとあらためて気づきました。 

こんなに早く起きたのはこれからダイヤモンドヘッドに登って、カフェカイラでパンケーキの朝食を頂くツアーに参加するためなのですが、カフェカイラのパンケーキは何時間も並んでやっと食べられるという人気のスイーツなので早起きしたくらいで食べられるのですからむしろラッキーなのです。

 15人乗りの狭いマイクロバスに定員いっぱいに乗り込んでダイヤモンドヘッドの登り口を目指します。途中、夜景の綺麗な丘に立ち寄って、ようやく夜が白み始めた頃にダイヤモンドヘッドへ登り始めました。早朝というのに大勢の人が列をなして登っています。30分程で山頂に到着しました。大阪の天保山よりはきついけど東京の高尾山と比べたらずっと楽でした。ふつーならここで朝日を眺めるのですが、このツアーはパンケーキの時間が迫っているので7時10分までに降りなければなりません。もっとも、みなさんダイヤモンドヘッドよりもパンケーキがメインなので躊躇せずに下山します。日の出が見える辺りが厚い雲に覆われていて、待ったとしても見えそうにない雰囲気だったことも下山を後押ししました。

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カフェカイラはこじんまりとしたお店でした。開店して間もない時間なのにほとんどの席がうまっています。日本人観光客よりも現地の方が多いようでした。それらのテーブルの間を通ってあいている奥の予約席へと案内されました。 

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運ばれてきたお皿には、いちご、ブルーベリー、バナナ、オレンジがいっぱいのっていてパンケーキが見えません。フルーツの間にフォークとナイフを入れると4段に重なったパンケーキが見えました。シロップをかけて生クリームと共に頂くと柔らかなパンケーキが口の中でふわーっと広がってフルーツと絶妙に絡み合って最高の味でした。量はアメリカンサイズ(多め)でしたが、女性の方も含めてほとんどの方が完食されていました。なるほど、日本で何時間も並んで食べるのもうなずけるラッキーなツアーでした。

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めまぐるしく過ごしてしまいましたが、たくさん食べて、たくさん遊んで楽しいハワイでした。

(番外編へ続きます)

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ハワイに行ってきました その1

2013-03-10 22:49:57 | 旅行記

 東京に春一番が吹きぬけた頃、私は春を飛び越して常夏の国ハワイに行っておりました。。

 日本を出国したのは冷たい北風が吹きまくっていた2月25日で日付変更線を跨いで同じ25日の朝にホノルル国際空港に降り立ちました。フライト時間は6時間で長いとは思わないのですが、発着の前後1時間は食事等に費やされるので睡眠時間はどんなに頑張っても3時間程度しかとれないし、飛行機のエンジン音が大きくて容易に眠れず、眠い目をこすりながら入国の手続きを済ませて空港の外へ…。ここでアホなことに機内の座席のポケットにカメラを忘れてしまいました。というわけで、今回の写真は全て撮ってもらったものです(・・;)

 気を取り直して、最初に訪問したのがモアナルアガーデン、日立の「この木なんの木気になる木」があるところです。学生時代に北海道を旅したときには帯広にこの木があると聞いていたので、初代の木は帯広だったのでしょう。20メートル程にも枝を拡げた大木ですが、ハワイには同じような木がいたるところにあるので現地の人はわざわざ訪れることはないようで、日本人観光客だけが「みんなが集まる気になるでしょう」という場所になったようです。

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続いて、太宰府天満宮に金刀比羅宮、東と西の本願寺、京都ガーデン、三重塔、金箔の貼っていない金閣寺に平等院・・・何だか騙されているみたいなリトルジャパネスクなエリアを通って、海上を吹いてきたアラスカからの冷たい風が通り抜ける谷というヌアヌパリへと向かいました。ここは初めてではないのですが、前に来たときは風も雨も激しくてバスを降りてろくに景色も見ずにいた所でした。もう一度来ることなんてないと思っていたのですが、狭い陸地にひしめいている街とゴルフ場、その先には海が広がっていてよい眺めでした。ただ、気合いを入れて歩かないと吹き飛ばされそうなくらい風は強く、みんな前傾姿勢で展望台へ向かっていました。そんな風の中、紙切れが2~3枚飛ばされてきて、よく見るとお金でした。するとそれを追う二人、掴まえて大喜び!聞けば自分のお金ではないという。確かにラッキーなんでしょうが、1ドル拾ってこんなに喜べるなんてホントに幸せ者です。 

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そこから、スペースシャトルの空中爆発で命を落とした日系宇宙飛行士オニヅカ氏が眠る軍関係者墓地パンチボウル、定番のカメハメハ大王像を見て回ると昼食タイム。昼食は何と「牛角」…ハワイに来てまで何でと思ったけど、まあいいでしょう。日本人のための外国なのですから。

この日の夕食は「ウルフギャング」の骨付き牛ステーキ(写真失念…)、4人分を6人で食べましたが、それでも充分過ぎる量でした。。

翌日はゴルフ。ハワイだって島なのにゴルフ場は日本と違って広々しています。芝はきれいでしたが、カート道はがたがた。でも、芝の上をカートで走ってもOKなので快適でした。

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