アナウンサーから学ぶ講座のときの受講生でウクライナ人のIさんのお話を伺うことが出来ました。
Iさんは日本に来られて20年程になり、日本人と結婚されていますが、Iさんのご両親と妹さんの家族は戦争勃発時ウクライナのキーウに住んでおられました。
まず、ロシアとの戦争が起こったときは不意を突かれたような感じだったようで、ロシア軍は確かにウクライナとの国境付近に集結してはいましたが、脅かしのためであって攻撃はしてこないと思っていたので、まさか攻撃してくるとは思っていなかったそうです。
Iさんのご家族の方々は、Iさんのお父様と妹さんのご主人さんを除いては現在日本に避難しています。ウクライナに残留しているお父様と妹さんのご主人さんですが、徴兵の可能性は低いとのことです。軍の機器を扱える人材でないと戦力にならないので、その心配はないと仰っていました。避難できたご家族の方々も、日本がコロナ騒動ですぐに入国ができないため一旦エジプトに行き、2週間を経てようやく日本に入国できたそうです。それでも、妹さん一家が住んでいた家は半壊、Iさんの実家は無事でしたがお友達には家を壊された方もいらっしゃるそうで、ウクライナ人にとっては知り合いレベルで何らかの被害に遭われているようです。
アナウンサーから学ぶ講座を日本語教室と勘違いしたという不思議な偶然からIさんと知り合いましたが、無事を確認出来て安堵するとともに、戦争の影響を直接受けていない私はもっと頑張れるはずだとあらためて思いました。
ホントに、戦争が一日でも早く終わることを強く望みます。。