『「○○城、よかったよ♪お勧め!」って言われて行ったけど、それほどでもなかった。』『前に行ってよかったからもう一度行ったけど、記憶していた程よくなかった。』なんて経験ありませんか?旅の印象は、季節・天気・同行者の有無と気心・体調・懐具合・・・そういったものが複雑に絡み合っているので、「どこそこはよかった」なんてうっかり人に勧められないと、著名な紀行作家さんが書いていました!
さて、年一回の旅仲間と2泊3日のお出掛け、一応、「東北がいい」とか、「九州行きたい」といった希望は言うこともありますが、行き先はいつも幹事さんにおまかせっ!もっとも、決定権は幹事さんにあるというより、そのときツアー(飛行機または新幹線&ホテルだけのプランです)が空いているかが決め手になります。
2018年の行き先は山形県の「かみのやま温泉」になりました。いつも悩むのが、中日の過ごし方。。蔵王は冬ごもりに入った時期だし、山寺は2014年に作並温泉に泊まったときに行ってるし、ちょっと足を延ばして羽黒山あたりかな・・・、でも、昨年の北海道で網走へ行きたいというメンバーIさんの意見を撥ね退けてしまったので、今年はメンバーの意見をもっと尊重しようと思い、出発の日を迎えました。
メンバーのみなさんの意見は「調べたけど、山寺かな~」、「かみのやまにお城と武家屋敷がある」といった感じで、結局山寺に行くことになりました。確かにもう一度行ってもいいなと思える場所です。先ほど述べた旅の印象の要素は、季節・天気はほぼ一緒、同行者は1名が前回とは異なるだけ、体調と懐具合も特に違ったところはありません。前回は作並温泉から電車で行ったのに対して今回はレンタカーといった違いはありますが、ほとんど同じ条件でどれくらい印象が違ってくるかに注目です。
この日は三日月でした。。
中日の朝、前日に手配したレンタカーでかみのやま温泉を出発、城下町らしい入りくんだ道から国道へ、渋滞もなく順調に進み、見覚えのある麓の町に到着しました。前回は雨上がりの晴天でこの季節にしては気温が高めでしたが、今日は季節なりの寒さです。それでも民家の軒下に吊り下げられた干し柿も前回の印象と変わりありませんでした。
山裾に並行してお土産屋さんが立ち並ぶ道を登山口へ進みます。お寺なのに“登山口”と書いてありますが、それぐらいの心構えがあった方がよいです。
前にも書きましたが、山寺の正式名称は「宝珠山立石寺」比叡山延暦寺の別院です。まずは、その延暦寺の総本堂と同じ名称の「根本中堂」にお詣り。。ご本尊様の布袋様の笑顔に元気をもらって、登り始めました。
前回はご高齢の方が多かった印象があるのですが、今回は老若男女、誰でも登ってるという雰囲気で、ワンちゃんを抱えてる人もいます。
所々にこれまで登った段数と全体の段数が書かれているのですが、3分の1程度来た段階で「えーまだ3分の1だぁ。あと、この倍登んなきゃなんない~」という嘆きの声も聞こえてきます。その3分の1地点から僅かの「閑かさや岩にしみいる蝉の声」の蝉塚。暑さを感じていた前回は、季節は違っても蝉の声が聞こえてきそうな雰囲気と感じていましたが、今日は肌寒くて「ここがあの句が詠まれた蝉塚」と自分に言い聞かせても蝉の声が頭によぎってくることはありませんでした。
中腹にある性相院などの建物は雪囲いが付けられ、冬の準備に入っています。前回来たときは雪囲いがまだなく、大きく一歩冬に近づいている印象でした。
性相院
開山堂
中性院
奥の院
華蔵院
三日月の灯篭
胎内堂
胎内堂へ続く道の立看板をズームアップすると・・・
山寺随一の景観がのぞめる五大堂への道は参拝者でいっぱいで階段は上る人と下りる人が譲り合っている状態でしたが、混雑していてもリピーターでももう一度眺める価値はありました。
こうして、前回とほぼ同じルートで参拝してきたわけですが、細かく言うと前回は2014年11月2日、今回が2018年11月11日、日付にして9日の違いでしたが、前回よりも寒く感じたことで季節感が違っていました。そして、意外だったのが、前回よりも疲れが少なかったこと。2回目の余裕もありますが、ハイキングなどで歩く機会が増えたことが大きかったように思えます。
偶然にも同じ季節、同じメンバーで同じところに行くという経験をしましたが、結構違った印象が残るというのが結論でした。
今回の旅、そのほかの写真。。
武家屋敷
湯上観音
工事中の上山城(今しか見れない光景)
駅にも吊るし柿
さて、年一回の旅仲間と2泊3日のお出掛け、一応、「東北がいい」とか、「九州行きたい」といった希望は言うこともありますが、行き先はいつも幹事さんにおまかせっ!もっとも、決定権は幹事さんにあるというより、そのときツアー(飛行機または新幹線&ホテルだけのプランです)が空いているかが決め手になります。
2018年の行き先は山形県の「かみのやま温泉」になりました。いつも悩むのが、中日の過ごし方。。蔵王は冬ごもりに入った時期だし、山寺は2014年に作並温泉に泊まったときに行ってるし、ちょっと足を延ばして羽黒山あたりかな・・・、でも、昨年の北海道で網走へ行きたいというメンバーIさんの意見を撥ね退けてしまったので、今年はメンバーの意見をもっと尊重しようと思い、出発の日を迎えました。
メンバーのみなさんの意見は「調べたけど、山寺かな~」、「かみのやまにお城と武家屋敷がある」といった感じで、結局山寺に行くことになりました。確かにもう一度行ってもいいなと思える場所です。先ほど述べた旅の印象の要素は、季節・天気はほぼ一緒、同行者は1名が前回とは異なるだけ、体調と懐具合も特に違ったところはありません。前回は作並温泉から電車で行ったのに対して今回はレンタカーといった違いはありますが、ほとんど同じ条件でどれくらい印象が違ってくるかに注目です。
この日は三日月でした。。
中日の朝、前日に手配したレンタカーでかみのやま温泉を出発、城下町らしい入りくんだ道から国道へ、渋滞もなく順調に進み、見覚えのある麓の町に到着しました。前回は雨上がりの晴天でこの季節にしては気温が高めでしたが、今日は季節なりの寒さです。それでも民家の軒下に吊り下げられた干し柿も前回の印象と変わりありませんでした。
山裾に並行してお土産屋さんが立ち並ぶ道を登山口へ進みます。お寺なのに“登山口”と書いてありますが、それぐらいの心構えがあった方がよいです。
前にも書きましたが、山寺の正式名称は「宝珠山立石寺」比叡山延暦寺の別院です。まずは、その延暦寺の総本堂と同じ名称の「根本中堂」にお詣り。。ご本尊様の布袋様の笑顔に元気をもらって、登り始めました。
前回はご高齢の方が多かった印象があるのですが、今回は老若男女、誰でも登ってるという雰囲気で、ワンちゃんを抱えてる人もいます。
所々にこれまで登った段数と全体の段数が書かれているのですが、3分の1程度来た段階で「えーまだ3分の1だぁ。あと、この倍登んなきゃなんない~」という嘆きの声も聞こえてきます。その3分の1地点から僅かの「閑かさや岩にしみいる蝉の声」の蝉塚。暑さを感じていた前回は、季節は違っても蝉の声が聞こえてきそうな雰囲気と感じていましたが、今日は肌寒くて「ここがあの句が詠まれた蝉塚」と自分に言い聞かせても蝉の声が頭によぎってくることはありませんでした。
中腹にある性相院などの建物は雪囲いが付けられ、冬の準備に入っています。前回来たときは雪囲いがまだなく、大きく一歩冬に近づいている印象でした。
性相院
開山堂
中性院
奥の院
華蔵院
三日月の灯篭
胎内堂
胎内堂へ続く道の立看板をズームアップすると・・・
山寺随一の景観がのぞめる五大堂への道は参拝者でいっぱいで階段は上る人と下りる人が譲り合っている状態でしたが、混雑していてもリピーターでももう一度眺める価値はありました。
こうして、前回とほぼ同じルートで参拝してきたわけですが、細かく言うと前回は2014年11月2日、今回が2018年11月11日、日付にして9日の違いでしたが、前回よりも寒く感じたことで季節感が違っていました。そして、意外だったのが、前回よりも疲れが少なかったこと。2回目の余裕もありますが、ハイキングなどで歩く機会が増えたことが大きかったように思えます。
偶然にも同じ季節、同じメンバーで同じところに行くという経験をしましたが、結構違った印象が残るというのが結論でした。
今回の旅、そのほかの写真。。
武家屋敷
湯上観音
工事中の上山城(今しか見れない光景)
駅にも吊るし柿
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