東京スカイツリーは634メートル、東京タワーは333メートル、主要都市に行くと市内でひときわ高い丘の上に放送局の電波塔が立っているのをよく見かけます。放送を広く遠くまで届けるには高さが必要なのです。放送の草創期、NHK東京放送局は、東京の都心部で標高が一番高い愛宕山(25.7メートル)に置かれていました。その後、東京放送局は内幸町の東京放送会館を経て、今の渋谷の放送センターに移されました。
その放送の原点、愛宕山にある「放送博物館」に行ってきました。
JR新橋駅から、夜の喧騒から目覚めたばかりの繁華街を通ってオフィス街へ、日比谷通りを渡ると愛宕山まで300メートル程のはずですが、都区内最高峰の愛宕山の姿はビルに隠れて見えません。やがて「愛宕神社」の看板が見え、40°はあるんじゃないかと思うほどの急な石段が現れました。エレベーターもあるらしいのですが、そこは元ワンゲル部、敢えてその石段を登りました。登り切った上にあるのが愛宕神社で、境内の池にはビルをバックに小舟が浮かんでいる不思議な光景が見られます。その愛宕神社にお参りした後、右手にある4階建ての「放送博物館」に入りました。
ラジオ放送開始当初のものから「真田丸」などの最近の番組まで大河ドラマ、連続テレビ小説、そして、子供番組の展示、更に実際に8K放送が大スクリーンで見られるコーナーなど幅広くあって、懐かしいやら感心させられるやら、なかなか見応えがありました。そんな中に、アナウンサー体験ができるコーナーがあって、テレビでよく見るニューススタジオのセットが置かれていました。テーブルの上には縦書きのニュース原稿、「アナウンサーから学ぶ講座」でもお目にかかっているものでしたが、そこには“ノロウイルスのニュース”が書かれています。「もっと明るいニュースのがいいのに」と思いましたが、アナウンサーは、ニュースが何であれ伝えなければなりません。朗読と違って初見で読みますが、朗読の原稿は読むための書き方になっていないのに対して、ニュース原稿は読むことを前提に書かれています。原稿は正面のプロンプターに映されるので、なんとかなるはずと、いざ読みだすと・・・病原性大腸菌だとか、普段耳にするものの使い慣れない言葉に戸惑ってつかえまくってしまいました(^_^;)
説明の学芸員の方は、「離れた位置の原稿は、案外読みづらいんですよ。ここにもアナウンサーの者がいるんだけど、やっぱりつっかえてましたね。」と仰ってくれたものの、これはショックでしたね(>_<)
これから「クラウドファンディング」の絵本作成プロジェクトで朗読をするのに・・・もっと、もっと、頑張ります!!
なお、クラウドファンディング『重度障害があっても、夢を大切にしたい藤枝利教の「絵本の出版」』の詳細は、こちらをご覧ください。
その放送の原点、愛宕山にある「放送博物館」に行ってきました。
JR新橋駅から、夜の喧騒から目覚めたばかりの繁華街を通ってオフィス街へ、日比谷通りを渡ると愛宕山まで300メートル程のはずですが、都区内最高峰の愛宕山の姿はビルに隠れて見えません。やがて「愛宕神社」の看板が見え、40°はあるんじゃないかと思うほどの急な石段が現れました。エレベーターもあるらしいのですが、そこは元ワンゲル部、敢えてその石段を登りました。登り切った上にあるのが愛宕神社で、境内の池にはビルをバックに小舟が浮かんでいる不思議な光景が見られます。その愛宕神社にお参りした後、右手にある4階建ての「放送博物館」に入りました。
ラジオ放送開始当初のものから「真田丸」などの最近の番組まで大河ドラマ、連続テレビ小説、そして、子供番組の展示、更に実際に8K放送が大スクリーンで見られるコーナーなど幅広くあって、懐かしいやら感心させられるやら、なかなか見応えがありました。そんな中に、アナウンサー体験ができるコーナーがあって、テレビでよく見るニューススタジオのセットが置かれていました。テーブルの上には縦書きのニュース原稿、「アナウンサーから学ぶ講座」でもお目にかかっているものでしたが、そこには“ノロウイルスのニュース”が書かれています。「もっと明るいニュースのがいいのに」と思いましたが、アナウンサーは、ニュースが何であれ伝えなければなりません。朗読と違って初見で読みますが、朗読の原稿は読むための書き方になっていないのに対して、ニュース原稿は読むことを前提に書かれています。原稿は正面のプロンプターに映されるので、なんとかなるはずと、いざ読みだすと・・・病原性大腸菌だとか、普段耳にするものの使い慣れない言葉に戸惑ってつかえまくってしまいました(^_^;)
説明の学芸員の方は、「離れた位置の原稿は、案外読みづらいんですよ。ここにもアナウンサーの者がいるんだけど、やっぱりつっかえてましたね。」と仰ってくれたものの、これはショックでしたね(>_<)
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