カーリングは年が明けると全国5ブロック(北海道,東北,関東,中部,西日本)の選手権に入り、それらを勝ち抜けたチームが日本選手権に進みます。
その一角の関東選手権の東京都代表チームを決める関東選手権トライアルに出場しました。
今回は急造チームでの出場で、日本カーリング協会や東京カーリングクラブの役員を集めたチームなのでチーム名はDIRECTORSでした。メンバーがメンバーだけに「大会スタッフ逃れに作ったチームでは?」などと言われましたが、初日が平日で出場チームが減る状況の中で1チームでも多くと作られたチームでした。
急造チームなのでチーム練習をする時間はありませんでした。その代り、私は北海道でコソ練をしてきました。
北海道に行く機会があったので練習したのは南富良野と札幌の二ヶ所、「そんなところまでわざわざ行かなくても神宮や東大和で年中練習しているのに・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、神宮・東大和はスケートリンクでカーリング専用シートではないのです。カーリング専用シートとスケートリンクではカーリングの練習においては野球に例えたら野球場とバッティングセンターぐらい違うのです。ストーンのライン出し(方向を決めて投げる)練習はできますが、ストーン滑りが全然違うので、どの力加減で投げたらどこまで届くといった練習をするのは難しいのです。もっとも軽井沢や御代田にも専用シートがあるので、わざわざ北海道に行った感はぬぐえませんが、北海道のリンクを体験してみたかったというのが本音です(^_^;)
南富良野のリンクは2シートの小さなリンクですが、オリンピック日本代表の目黒萌絵選手、寺田桜子選手が育ったリンクです。
細長い建物に2シートのリンクがあって、奥に採暖室兼スタッフルームがありました。壁は特別な断熱はしていない感じで窓もカーテンが掛かっているだけで、外が寒い地区ならではの構造です。
練習は現地の方に教えていただく形で行いました。
指導員の指示に従ってストーンを投げて(滑らせて)、体の向きや投げる癖を修正していきます。それをハウス(的になる円)の中央、右側、左側のそれぞれについて行いました。練習中に目黒萌絵選手が下のお子さんを抱いて入ってきたので、軽く会釈して練習続行。
スケートリンクではなかなかできない、ウエイト出し(ストーンを投げる力加減)の練習や自分でハウスに4投したストーンを4投で弾き出す練習もして、そのあとは現地の人たちに交じって練習試合。同じ競技をしているとはいえ、会ったその日に一緒に練習試合ができるのは嬉しいことです。
そして、東京へ帰る日の昼間に行ったのが、札幌市の「どうぎんスタジアム」でした。地下鉄の駅から5分と掛からない地の利の良さで、土日はリンクに空きがなくて平日に行きましたが、それでも5シート全てが埋まっている盛況ぶりでした。
ここでも現地の方に教えて頂きながら練習させて頂きました。ストーンを手前から順に1投ずつ奥に置いていく要領で行うウエイト出しの練習。何となく投げるのと違って、試合のような緊張感を持って練習できました。テイクアウト(ストーンを弾き出すショット)の練習はあらかじめハウスに規則的に並べた8つのストーンを8投で弾き出します。東京でカーリングしていると、練習はスケートリンク、試合は専用シートという概念があって、専用シートに行く機会があると試合をするという流れになるので、専用シートで練習することがほとんどないのでよい機会でした。
で、肝心の関東選手権トライアルですが、出だしは好調で3試合終えて2勝1敗でしたが、そこから4連敗で2勝5敗。試合会場の「軽井沢アイスパーク」の当日の氷はと軽くてウエイトの加減が北海道のそれよりも難しくて止めたい位置にストーンを止めるのが難しかったです。とはいえ、ほとんどの試合は競り合いで内容的には悪くなく、試合に勝つという成果には至りませんでしたが、練習の効果は確かに大きかったです。
関東選手権出場を逸したDIRECTORSはトライアル終了直後に解散!
でも、この経験は自分たちのチームに持ち帰って役立てたいと思っています。
南富良野と札幌のみなさん、ありがとうございました。
その一角の関東選手権の東京都代表チームを決める関東選手権トライアルに出場しました。
今回は急造チームでの出場で、日本カーリング協会や東京カーリングクラブの役員を集めたチームなのでチーム名はDIRECTORSでした。メンバーがメンバーだけに「大会スタッフ逃れに作ったチームでは?」などと言われましたが、初日が平日で出場チームが減る状況の中で1チームでも多くと作られたチームでした。
急造チームなのでチーム練習をする時間はありませんでした。その代り、私は北海道でコソ練をしてきました。
北海道に行く機会があったので練習したのは南富良野と札幌の二ヶ所、「そんなところまでわざわざ行かなくても神宮や東大和で年中練習しているのに・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、神宮・東大和はスケートリンクでカーリング専用シートではないのです。カーリング専用シートとスケートリンクではカーリングの練習においては野球に例えたら野球場とバッティングセンターぐらい違うのです。ストーンのライン出し(方向を決めて投げる)練習はできますが、ストーン滑りが全然違うので、どの力加減で投げたらどこまで届くといった練習をするのは難しいのです。もっとも軽井沢や御代田にも専用シートがあるので、わざわざ北海道に行った感はぬぐえませんが、北海道のリンクを体験してみたかったというのが本音です(^_^;)
南富良野のリンクは2シートの小さなリンクですが、オリンピック日本代表の目黒萌絵選手、寺田桜子選手が育ったリンクです。
細長い建物に2シートのリンクがあって、奥に採暖室兼スタッフルームがありました。壁は特別な断熱はしていない感じで窓もカーテンが掛かっているだけで、外が寒い地区ならではの構造です。
練習は現地の方に教えていただく形で行いました。
指導員の指示に従ってストーンを投げて(滑らせて)、体の向きや投げる癖を修正していきます。それをハウス(的になる円)の中央、右側、左側のそれぞれについて行いました。練習中に目黒萌絵選手が下のお子さんを抱いて入ってきたので、軽く会釈して練習続行。
スケートリンクではなかなかできない、ウエイト出し(ストーンを投げる力加減)の練習や自分でハウスに4投したストーンを4投で弾き出す練習もして、そのあとは現地の人たちに交じって練習試合。同じ競技をしているとはいえ、会ったその日に一緒に練習試合ができるのは嬉しいことです。
そして、東京へ帰る日の昼間に行ったのが、札幌市の「どうぎんスタジアム」でした。地下鉄の駅から5分と掛からない地の利の良さで、土日はリンクに空きがなくて平日に行きましたが、それでも5シート全てが埋まっている盛況ぶりでした。
ここでも現地の方に教えて頂きながら練習させて頂きました。ストーンを手前から順に1投ずつ奥に置いていく要領で行うウエイト出しの練習。何となく投げるのと違って、試合のような緊張感を持って練習できました。テイクアウト(ストーンを弾き出すショット)の練習はあらかじめハウスに規則的に並べた8つのストーンを8投で弾き出します。東京でカーリングしていると、練習はスケートリンク、試合は専用シートという概念があって、専用シートに行く機会があると試合をするという流れになるので、専用シートで練習することがほとんどないのでよい機会でした。
で、肝心の関東選手権トライアルですが、出だしは好調で3試合終えて2勝1敗でしたが、そこから4連敗で2勝5敗。試合会場の「軽井沢アイスパーク」の当日の氷はと軽くてウエイトの加減が北海道のそれよりも難しくて止めたい位置にストーンを止めるのが難しかったです。とはいえ、ほとんどの試合は競り合いで内容的には悪くなく、試合に勝つという成果には至りませんでしたが、練習の効果は確かに大きかったです。
関東選手権出場を逸したDIRECTORSはトライアル終了直後に解散!
でも、この経験は自分たちのチームに持ち帰って役立てたいと思っています。
南富良野と札幌のみなさん、ありがとうございました。
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