春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

ひらり、ひらひら ヒノキの子。 ただ中へ突進

2018-04-10 14:21:04 | Extra

                   ☝ 檜原街道頂上、月夜見峠から奥多摩湖 

朝からどったんぱったん。
風呂場、台所、居間の換気扇の力を借りて、
花粉症退治。
布団叩きで、ちょっとだけ床を叩いて舞い上がらせは、くしゃみ。
藁にもすがる持久戦です。

通行止めだった、山梨大月までの道路が一部解除された松姫峠。
場所は、東京最西部、山、山、90パーセントのヒノキの里、
ひらり、ヒノキの子が舞っている
檜原村を通って、
山梨県小菅村まで。

 のどかな春の景色に、


適わない背中。

 

武田信玄の六女、松姫が、
兄、武田勝頼の4歳になる貞姫、武田一族・小山田信の4歳になる香貴姫、
仁科盛信の嫡男・仁科信基、従者15人(不確か)と、
3月11日勝頼自刃、甲州武田家滅亡から、
3月23日武田刈りを逃れて
辿った道は
塩山・向獄寺を発ち、武田の宝物を避難させた雲峰寺を経由し、
大菩薩峠を越え、小菅村まで奈良倉山を遠回りし、
西原峠に登り、檜原村経由で鶴峠を越え、
馬街道、和田峠(案下峠)までの山の中。
人目を避けて八王子・上恩方にある金照庵に辿りついたのが3月27日。

👇 大菩薩峠山麓の雲峰寺 写真 2018.3.18




大菩薩峠から松姫峠・小菅に通じる登山道。

 

道を横切り、奈良倉山へ



 

 

 

 



美人といわれた松姫、登山靴のない時代、わらじで山の中。
武田刈りの人影を避けて、なお人影に息をひそめた山道、
某人の口車に乗って飽きっぽい性格ながら、一年半。
出来上がったアウトラインまで、あっちの道、こっちの道、消去法。
長かった。

ここが松姫峠から檜原村に下る、山道の終わり。


 

  

   ☝ 松姫 20歳            ☝心源院の松姫・信松院 2016.4.13


峠から降りた道、真向かいに九頭竜の滝、
道から見えないけど瀬音、
姫たち、のどを潤し、むすびの紐をほどいたに違いない・・・。


 

 

花粉退治、試合放棄で私の完敗、
窓、開けても地獄・閉めても地獄
地獄の 鼻水の滝
五月まで枯れることなく・・。

コメント
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