春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

かぐや姫と龍。入間八幡宮

2018-09-21 23:35:51 | 社寺

 

24日 中秋の名月、
かぐや姫が月に帰らなければならない日、
天の羽衣をいざ着るとなれば、ふとあなたを思うもの、
文と小箱を渡したかった、その人は帝。
小箱に不老不死の薬、
帝、こぼれ落ちる涙に浮かんでいるようなわが身にとって、
不死の薬が何になろう!
月に近い山で焼いた薬が雲の中で立ち昇っていく。
富士山が活動していたころ。

6700年前、モンゴル自治区、万里の長城の北。
新石器時代の紅山文化に、「龍」がヒスイに描かれていた。
畑作文化、龍は最高神の地位を誇っていた龍。
紅山文化が廃れ、南方苗族の稲作地帯に移った龍は、
人々を苦しめる存在になり、
苗族には、太陽を運ぶオンドリ、
森や山の神のムカデが占領していて、

新参者の龍が、生き延びるところは、湖か川。
龍は水の神として、生き延びる道しかなかった。

かぐや姫の姿見たさに、垣根に穴をあける5人の公達、
和歌を謡い、口笛を吹き、扇を鳴らし、
求婚する一人、大納言大伴御行には
『龍の首の珠」を持ってくれば・・と。

どれもが叶う筈のない、かぐや姫の5つの願い。
満月、8月(旧暦)
ここで過ごした3年、罪の期限が来て、
清らかで、老いることがないふるさと月の都へ。
かぐや姫、竹林に寂しく目を閉じる。

関口文治郎の愛弟子、並木源二、鏑木半次郎の、
入間市八幡宮神社
龍の爪が馬のひずめ、可愛くもあります。





均整をとった細身のプロポーション。





☝ 写真 2018.8.19 入間市





 

 

 

 

 



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