1833年、上州花輪彫刻集団の花形、
石原流2代目石原常八主信が、
手掛けた埼玉県、小川町の「八宮神社」本殿。
この神社の宮大工棟梁が林兵庫正尊、
外国船が日本に来たら「容赦なく蹴散らすように!」と、
不穏な時代。
天候も今年のように容赦なく、
民は、徐々に食すら満足に摂れなくなっていく。
飢饉のさなか、1842年、本殿の傍にこじんまりした、
「青麻三光宮本殿」が建てられています。
この仕事を請けたのが、
「八宮神社」の棟梁・林兵庫正尊。
彫物大工の鑿の冴え、
向拝柱のデザインは、常八主信の諸作品にはないもので、
本殿にはない、斬新な感覚が伺え、
彫物大工、誰なのか?
新しい確証が欲しいところです。
👇八宮神社・拝殿
👇青麻三光宮本殿」
本来は入れないのでしょうが、
鍵がかかっていなかったので、つい入ってしまった。
戸車の音が、軽快だった♫
☝ 👇 向拝柱の彫り、とにかく興奮してしまいました。
☝ 👇 ツリガネニンジン
アケボノソウ
八宮神社の全景は、
男の艶、掌の鑿。2代目常八。