春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

ルス・マリーナ、光の海!

2016-11-27 17:49:26 | Extra

八王子、今日は一日雨の予定でした。
そのつもりで昨日は、夜更かし、
昼前に目を醒まし、「ウン?」
隙間の太陽を見て、布団が、宙に舞った。



私の名前は「ルス・マリーナ」
「ルス・光」
「マリーナ・海」
いい顔しているでしょう?
17歳の時、自分で付けた名前。

親も、何処で生まれたのか、何も知らない!

コロンビア、誘拐、麻薬、殺人子供の虐待が横行した、1950年代。
5歳頃、誘拐され、ジャングルに捨てられた、少女。
腿まで伸びた長い髪でジャングルの「猿」と8年、生活した。

密猟家につかまり、「カルメンの商売宿」に売られてからは、
誰かが付けたか、「ボニー・マルタ」
ストリート・チェルドレンと呼ばれていたときも「ボニー・マルタ」


「ボニー・マルタ」は炭酸飲料の名柄。
「猿」と一緒の生活」で人間の言葉も忘れた。



住人に叩かれ、叩かれ、逃げて、
安住を探して、いい生活の「ヤクザ」の家に住んだが、監禁された。
逃げて、また、ストリート、チェルドレンに・・・。
盗みを重ね、、残飯をくれる女性に頼んで
修道院を紹介されたけど

皿は割ってしまう、散らかしほうだい、
怒られて、「ジャングルの方がいい」と思った。
「死ぬと思った時、命を助けてくれた」ボス猿のグランパ。

市街地から離れていない、ジャングルなのに、
売られるとき、車のトランクに入れられていたから、判らない、帰れない!

重ねる路上での悪さを、救ったのは
「マリーナ」


   
17歳からようやく、安らげる屋根があった。
私が、ジャングルで猿と一緒に生活していたと、
誰も思わないでしょう?
   

             
この本は、ジャングルで生活した5歳~17歳までの、「マリーナ」を
イギリスの映画音楽作曲家、ミュージシャンとして活躍している、
次女の「ヴァネッサ・ジェームス」が現地取材を重ね、
母の名「マリーナ・チャップマン」の名前で
ゴーストライター「リン・バレット=リー」に書かせた著書。

猿とのふれあい。街でのマリーナを、言葉を知らない、
マリーナの意識に入って、綴られ、
華燭な表現は?と思うけど読んでしまった。


2013年に発行。

今も、御主人に車を止めさせ、公園の柵を越えると、
野兎を捕まえて、育てるのだそうです。
身のこなしは、想像を超えるといいます。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (tempo1078)
2016-11-28 12:47:18
この女性の
何たる悲劇!!!

そう考えると、
今のワタクシの人生の
幸せなこと。
返信する
こんばんは (とよ)
2016-11-28 16:54:39
tempo1078 さま
同年代で、彼女は子供でしたからね!
後年幸せのようですがね、
まさか、日本では、
ないでしょうね!
返信する

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