八王子、今日は一日雨の予定でした。
そのつもりで昨日は、夜更かし、
昼前に目を醒まし、「ウン?」
隙間の太陽を見て、布団が、宙に舞った。
私の名前は「ルス・マリーナ」
「ルス・光」
「マリーナ・海」
いい顔しているでしょう?
17歳の時、自分で付けた名前。
親も、何処で生まれたのか、何も知らない!
コロンビア、誘拐、麻薬、殺人子供の虐待が横行した、1950年代。
5歳頃、誘拐され、ジャングルに捨てられた、少女。
腿まで伸びた長い髪でジャングルの「猿」と8年、生活した。
密猟家につかまり、「カルメンの商売宿」に売られてからは、
誰かが付けたか、「ボニー・マルタ」
ストリート・チェルドレンと呼ばれていたときも「ボニー・マルタ」
「ボニー・マルタ」は炭酸飲料の名柄。
「猿」と一緒の生活」で人間の言葉も忘れた。
住人に叩かれ、叩かれ、逃げて、
安住を探して、いい生活の「ヤクザ」の家に住んだが、監禁された。
逃げて、また、ストリート、チェルドレンに・・・。
盗みを重ね、、残飯をくれる女性に頼んで
修道院を紹介されたけど
皿は割ってしまう、散らかしほうだい、
怒られて、「ジャングルの方がいい」と思った。
「死ぬと思った時、命を助けてくれた」ボス猿のグランパ。
市街地から離れていない、ジャングルなのに、
売られるとき、車のトランクに入れられていたから、判らない、帰れない!
重ねる路上での悪さを、救ったのは
「マリーナ」
17歳からようやく、安らげる屋根があった。
私が、ジャングルで猿と一緒に生活していたと、
誰も思わないでしょう?
この本は、ジャングルで生活した5歳~17歳までの、「マリーナ」を
イギリスの映画音楽作曲家、ミュージシャンとして活躍している、
次女の「ヴァネッサ・ジェームス」が現地取材を重ね、
母の名「マリーナ・チャップマン」の名前で
ゴーストライター「リン・バレット=リー」に書かせた著書。
猿とのふれあい。街でのマリーナを、言葉を知らない、
マリーナの意識に入って、綴られ、
華燭な表現は?と思うけど読んでしまった。
2013年に発行。
今も、御主人に車を止めさせ、公園の柵を越えると、
野兎を捕まえて、育てるのだそうです。
身のこなしは、想像を超えるといいます。
何たる悲劇!!!
そう考えると、
今のワタクシの人生の
幸せなこと。
同年代で、彼女は子供でしたからね!
後年幸せのようですがね、
まさか、日本では、
ないでしょうね!