蛙の目借時どころか、八王子の雨は、
仕舞い忘れた どてら に感謝した10連休前でした。
明日から4〜5日の仕事に精を出し、
後は、花ラッキョウつまんで、英気を養うことに・・。
木瓜の花、
記憶」を失っていく父に困惑した娘が、
道端で、泰山木を見入っている姿を見て、
記憶は、美しさは忘れていない、と、
以後、父の看病に精を出す娘の姿を描いた、
有吉佐和子さんの「恍惚の人」
木瓜の花では、
花柳を引退した、二人の女性、
壮年の学者に乙女のような心で憧れる正子
豪華な料亭を経営しながらも、男無しでいられない蔦子、
幾度の衝突を入り返し、とだえた二人に、
恍惚の人となった、蔦子の母が訪れ、
再び、二人の愛憎が始まる・・。
ロバート・キャパ。報道写真家が、
一躍戦場のカメラマンとして脚光を浴びたが、
ピントが合わない写真があった。
覗いたファインダーの光景に、
震えた指で押した、シャッターに、
仕上がった画は、ぼけていた。
1996年代、欧米のカメラ誌で
❛ bokeh ❜ (ボケ) という写真用語が生まれ、
「ピンボケ」の言葉は、世界共通語でもあり、
輪郭の境がぼけるのも、貴重な一葉だと・・。
日常の常識をひょうひょうと逸脱して語る、
私のことを、
陰で、ボケと噂する輩もいる・・が、それが楽な時もある!!
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